愚痴の原因を知る

おはようございます。

 12月、師走、本年終わりの月、よろしくお願いいたします。「終わりよければすべてよし」との思いで新年を迎えることができますよう、因果応報です背伸びせず、無理をせず過ごしましょう。
 欲が増長する、欲で苦しむのは、確かな種を蒔きもせず、育てることもせず人と比べる人に多く見られます。確かに福田に種を蒔き育てた人は、結果を静かに受けとめることができるのです。因果応報の道理は未来の夢を永遠に保ち、モチベーションが落ちません、道理を知る人は迷いもしません。愚痴を人に言いません。
 ダメな経営者や権力者は言葉では立派なことを言いながら、行動することをしませんので、部下に周りに愚痴るのです。それで一層ダメになるという因果の繰り返しを起こしています。愚痴は道理を知りながら行動をしない人が言うのです。人の所為(せい)にしても何もよい結果は出ないのです。
 愚痴は言わないにこしたことはありません。しかし、ストレスをためることはもっとよくありません。では、どうすることで愚痴が出ず、ストレスを解消できるのでしょうか?。それは、「愚痴を書き出す方法」です。
 人に愚痴を言うことで、ポジティブになろうとして言っている人がほとんどではないでしょうか?いかがでしょう。しかし、何一つ解決しない、解決しないどころか、解決しないために一層悩み、ストレスが強くなり、深まりネガティブとなる結果となります。
 不満や不平、愚痴がたまれば、表情も悪くなり、口から出る言葉はマイナスばかり、人を責めることばかり、これでは今まで仲良くしてくれていた人にまで嫌われてしまいかねません。人間は機械ではありませんので、限界が来てしまい、悪くしますと、ノイローゼや出社拒否症にまで発展してしまいます。
 このような状態を引き起こさないようにするのが「愚痴書き出し法」です。書き出すことで知る「愚痴の原因」。私たちは日々懺悔文を唱え、原因を知ります。
 ポイントは「今の気持ちを思いつくまま書く」「自分の言葉で書く」。あれこれ考えずに「今、口にしたい愚痴」をどんどん書いていきます。たとえば「●●さんのせいで、仕事が増えた」「△△で困っている」「○○さんの言葉づかいがかんに障る」「少しは休みたい」「どうして□□さんは、私を認めてくれないの?」などなど。
 書き出してはじめて気づいた「愚痴の原因」。愚痴は言うのも聞くのもはた迷惑。「私は礼儀正しい大人なのだから愚痴なんて絶対に言わない」と、カッコつけない、「無理をしていた自分に気づく」。そして、並べられた愚痴の数々を眺めて、その理由にたどりついていくのです。
 紙に愚痴を書くのは「自分と向き合うポジティブになる行動」であり、他者に愚痴をぶつけネガティブな気を吐き出しストレスを解消するのとは、まったく別物なのです。
 紙に書き出すことは、愚痴を「ポジティブな行動」に「変換すること」なのです。原因を辿っていきますと、「自分の思い込みで愚痴になっていた」ということが多くあるのです。
 愚痴の原因を知れば自分が高められる喜びと感謝となります。世間に対する視野の広がりに自分が驚きの声を発することになります。年末の除夜の鐘をつくときにはすべての煩悩がなくなるように、愚痴を紙に書いて12月を確かに過ごしましょう。
 今、副住職・誠澄が修行しています。「断食・断水・不眠・不臥・七日間祈祷」修行がまさしく人びとが悩み、愚痴が生まれるあらゆる因果を知り、対策法を明快にすることで諸病退散を祈願し、加持力を高めているのです。
 明日12月2日(日)午前10時、副住職の「断食・断水・不眠・不臥・七日間祈祷」は満行を迎えます。大変な荒行です、食を断ち、水を断ち、寝ることを断ち、横になることを断っていたのです。だから辛く厳しかったのです。しかし、知ったとしても体験しなければ体得できないことは多くあります。
 副住職は実際に体得し、多くの皆様が味わっている苦しみとは違うかも知れませんが、心身で感じる苦しみの根元は一つ、心です。だからこそ、慈悲の極致「抜苦与楽(ばっくよらく)」苦しみを抜き楽しみを与えるという「加持力」となるのです。
 明日午前10時より満行の護摩を修し、お護摩の後皆様に「がん・中風・ぼけ・認知症封じ」お灸鉢かぶり加持」を行います。大きなご利益を授かります。おまいり下さい。
   
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
☆「仕事運が良くなる」日々の四つの実践徳目:慈悲の心を持つ(思いやりは勇気)・質素倹約(物心両面のゆとりがなければ心貧しくなる)・謙虚な心(争いを生まない)・一隅を照らす(ポストにベスト)。 合掌
※どのようなことでもご相談下さい。人生開運相談。辯財天秘法・開運姓名判断等々。電話:0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp 相談する勇気が幸運の扉をノックします。
※心華寺で一泊、プチ修行をし心身のリフレッシュをしませんか?いつでもお待ちしております。坐禅、読経、水行、写経、作務、食事作法、非日常体験で、新しい自分発見を。
愛媛県八幡浜市の日本一のみかん農家一生園のOさんから今年も副住職の満行に合わせて沢山の初摘みのみかんをお供えいただきました。Oさんありがとうございます。お供えいただきましたみかんはおまいりいただき誠澄の加持をうけた皆様に行者自らお下がりとしていただいてもらいます。

☆昨日は沢山の皆様の「大根焚き」の大根を切っていただきました。ありがとうございます。