道徳が信頼を生む

おはようございます。

 「にんげん学」東京講座「老子を読む」本年最終講座ご出席ありがとうございます。学びは素晴らしい、実践することに楽しみがわき出てきます。
 昨夜学びました老子24章「道徳がなければ信頼されない」。道に徳に素直に暮らしましょうという話しでした納得ですね。
 「老子道徳経」は当時の統治者が読むことを前提として書かれた帝王学です。老子が繰り返し強調するのは「因果応報という鉄の掟です」。統治者(経営者・リーダー)が清浄かつ無為の「道を重んじるならば」、具体的な統治法は自然無為の「徳に合致する」と説き、民衆(社員)は間違いなくそのような統治(ルール)に報いるというのです。すなわち、統治者(経営者)が民衆(社員)に誠意を示すならば、民衆(社員)も統治者(経営者)に誠意で応じるので、その統治(経営)は永く続くと教えるのです。
 老子の「信頼は道徳から生まれる」紹介します。
 「道と一つになろうとする者は、道も喜んで彼を受け入れます。
  誠実と一つになろうとする者は、誠実も喜んで彼を受け入れます。
  不誠実と一つになろうとする者は、
  不誠実も彼を受け入れます。」
 世間には便利な言葉があります「行けたら行きます」という言葉です。私はこのような言葉を発する人を余り信用しません。口先だけで「お手伝いします」「力になります」といういう人は自分の誠意、徳を自ら損なっているのです。このような口先だけのタイプの人たちは、結局は、周囲の信用を失っていくのです。
 言葉は言霊とも言われます。言葉はこだまするのです。心理学にも「自己開示の返報性」という法則があります。
 これは、「自分が相手を信頼して心を開くと、相手も自分に対して心を開く」というものです。いわゆる「鏡の法則」です。「自分の働きかけが、相手との関係を決める」ことをあらわします。考えてみれば当然です。自分が誠意を尽くしていないのに、相手が信頼に値することをしてくれるわけがありません。
 私たちはどうしても、自分中心にモノを考えがちですが、「ギブ・アンド・テイク」というように、最初に「ギブ(与える)がなければ、「得る(テイク)」もありません」。相手から信用を得てこそ、協力が得られ大きな事を成し遂げられ、自分の利益もいただけるのではないでしょうか!。いかがでしょう、信頼は道徳から生まれることを確かにしましょう。先ず「自分から与える」利他を率先しましょう。
 東京地区の皆さん本年一年ありがとうございます。新年は1月11日(金)です。元気に新年の挨拶を交わせますようご自愛ください。
 明日は第二日曜日心華寺「水子供養祭法要」午前10時から厳修いたします。本年最後の法要です。あなたしか知らない「水子の霊様」へお話しにご焼香におまいりください。
 今日は「自分から与える」「利他」を率先する一日といたしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。 合掌
※運命相談。辯財天秘法姓名判断。家相、地相の相談等々ご相談ください。0774-44-5380。メールbonsan01@wao.or.jp。したいけど、できないから相談することの勇気が未来の幸運の扉を開けます、ノックをしましょう。尋ねることを知恵、自明の人(自分に明るい人)といいます。
✩「にんげん学」東京講座「老子を読む」最終講座ご出席の皆さんありがとうございます。Mさん毎月お花をありがとうございます。Kさんお菓子感謝いたします。皆さん来る年もご一緒ください。ありがとうございます。