坐禅

おはようございます。

昨日は朝のうち雨でしたが、朝のお勤めが終わった頃には上がり薄曇りの一日、少し蒸し暑さを感じましたが耐えられないほどではなく、早朝座禅会も心地よかったのではないでしょうか、今朝も曇っています。

父の日、お父さんにねぎらいの言葉を沢山かけてあげたことと思います、喜ばれたでしょう。
私はプレゼントもいただきました、一番期待していたサッカー勝利のプレゼントはありませんでしたが、さぁ〜今日からもがんばります。

心華寺では月一度座禅会を行っております、是非皆様もご参加下さい、
日曜の早朝ですのでゆっくりしたいと思われるでしょうが、そんなときこそ自分を振り返ることも大切です。
物事への対処療法だけでは心を落ち着かせゆとりある人生にはなりません。
いつもいつも何かに追われているという落ち着かない人生となります。
皆さんは何かご自身のためにやっているということはありますか?、おありになると思いますが、もしなければ作って下さい、
揺るぎのない心落ち着いた人生をこれから過ごすことができるはずです。

誰しも喜怒哀楽はあります、無いとすれば人間ではないでしょう、
喜怒哀楽が人生といっても過言ではないからです、このことの味わいながら迷わないということが大切なのです。
「過ぎたるはなお及ばざるが如し」で、何事も過ぎて人生を横道に走らせてしまうのです。
心を静かにするということは全く自分のためにすることであって、何かのことを行うためにするのではありません、
何かのためというのであれば、それは何かがなければ行う必要が無く、常に他者によって惑わされてしまうのです。

私たちの心は何かに反応するようになっております、反応しなければ心とは言えないのです。
何かに反応し反応したところに心がそこに止まってしまったのでは、それは心が奪われていると言うことで、惑わされていると言うことです。
そこで自分を見失ってしまう、人生は翻弄されてはなりません、自ら進むのでなければ楽しくならないでしょう、
喜怒哀楽という最も人間らしい心情を味わうためにも、自分を見失うことなくどのような場合でも、共に喜び、共に怒り、共に哀しみ、共に楽しむという素晴らしい人生とするために、心を静かに自分を味わうこと、自分を知ることが大事なのです。

人間は自分のことを一番知らないために惑うこととなるのです。さて今日も研修生がお昼から入ってきます、どのような出会いがあるのでしょうか、楽しみです。
研修生の皆さんにも自身を知って欲しいと願っております。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌