格好良すぎでは

おはようございます。

昨日も暑い一日でした、庭の木々も暑さに葉がうなだれて暑さ対策をしている様子でした。
研修生も午前のまだ爽やかな時間に帰りました、いつものように固い握手をして背中に声をかけて見送りました。今日も午後から研修生が入ってきます、引き締め直して書き込みをしてからお勤めをして待つことに致します。

常々思うのですが(以前から感じてはいるのです)、世の中の人は弱いことが悪いことのように考えているのではないでしょうか、
私は元来臆病ですので、余りしゃしゃり出るということはしませんし、出来ないことに対しても出来ると応える勇気もありません、
昨今の人は格好良すぎるのではないかと思うのです、そして自分で苦労している?。
言葉も格好良く着ている物も良い物を着ている、飾りすぎのような気がします。
余りにも格好良すぎて現実のギャップを埋められなくなって、結果引きこもる、格好と現実の違いが自分には十分に分かっている。

出来る出来ないは必ずあるわけであって、出来ると勘違いしてはなりません、それを言葉や服装で埋めようともがいているのではないかとさえ思うのです(間違っていたら失礼)。
見かけ倒しを自分が自分でよく知っているのではないかと思うのです。
見かけ倒しだと決めつけてはいけませんが、外見では判断は難しいということです。
人からどう思われるかは大切なことですが、期待され過ぎも困った状況を引き起こします。

私は弱さを出すというようなことは殊更しませんが、強がりはもっと言いません。
出来ることをコツコツと積み上げることをしております、人様に対して勝つ負けるということは対立を生むだけで何の利益も無いと考えます。
弱いからこそ人様を尊敬も出来ますし、もしも目の前に弱いとされる人が現れたとしても馬鹿にすることもありません。私が人間が出来ているからではなく、上には上があることを百も承知しているからです。

何か一つ得意なことがありますと人は全てに強いと錯覚を覚える人があります、何から何まで完璧などということはあり得ません、どうぞ皆さん強くなることなどは考えずに「自分を高める」事を考えましょう。
研修生の皆さんにはいつもこのようにお話しをしております。
高名になって自ら墓穴掘っている人を見ればそれは一目瞭然です。

自衛隊の皆さんのイラクからの撤退が決まりました、まずはよかった事です、無事に帰ってくることを一層願っております。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌