般若の知恵

おはようございます。

昨日は法要の始まる前土砂降りの雨、
私たちの世界では荒れた日の法要は「法力」があるためだという言い伝えがあります。沢山の方のお参り、お手伝いも東京から鹿児島まで遠近にかかわらずお出かけ下さり感謝申し上げます、ありがとうございました。

子供さん達が手を合わせる姿、荘厳な法要と、素晴らしい「香音天」グループによる奉納音楽、雨の中一日中楽しい雰囲気、
法要最後には皆さんと共に「全ての人に、心の花を」の合唱で終えることができました。
模擬店での売り上げもお陰様で沢山あり、関西盲導犬協会様へのご寄付も例年通りで、盲導犬協会様からの感謝状も頂戴し今後とも一層の協力をお願い申し上げます。

また一年に一度皆様からのご協力の旗印としてのご献灯も沢山に頂戴し本堂に掲げさせていただきました、皆様方の一灯で社会を明るく照らすこととなることを嬉しく思います、ありがとうございます。
人は人を認めることで社会が明るく住みよくなります。
人から認めて欲しいと願いますと逆に世間を狭くし衝突が生じてしまいます、「大般若経六百巻転読会法要」は「大いなる知恵を説く」法要です、
知恵とは「他を生かす、大切にする」ことでもあります。
人を認め人を生かせばお互いがお互いを生かし合う世界となり、格差社会などといわれる世界はなくなり、生かされる喜びに溢れる社会が実現します。

人の喜びは人を讃えるという喜びがあり、情熱的でもあります。今開催されておりますサッカーワールドカップを応援する私たちは日本が負けても次こそはという情熱を失わないことを見ればそれは一目瞭然です。
人を讃え、人を生かすことこそが「般若の知恵」であります。
その事を私たちは普段に行っているのです、それを仕事の世界で、生活の中で積極的に行うことが自分が「自由になり」そして「イキイキと」日々を過ごせることとなるのです。
迷うことなく、恐れることのない人生、
それは「人を認めるという知恵の世界」から実現されるのです。本当にご協力ありがとうございました。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌