お互い様

おはようございます。

昨日も一日中強い雨、今朝も未だ降っております。
今日、明日と「富士登山」の日、雨が止んで欲しいと祈っております、私は居残り組で留守番、ひたすら無事を祈るばかりです、是非一度皆さんもチャレンジください。

目標を持ったときに味わう苦しい体験、成し遂げたときの達成感、人生全てに通じるものです。
人生はくり返しです、くり返しが分かっているなら何が面白くてやるのと突っ込まれそうですが、その中に様々な喜びがあるのです、くり返すからこそです。

くり返すことなくさ迷う人生では寂しく侘びしいものとなることでしょう。私たちは自分を「形成」作っていくのに物事に対し「反動」しながら自分を作っていきます、
楽しいことに出会えばそのようになりたいと願い形作っていく、嫌な物事に出会えば避けようと形作る、
感覚的な事柄や精神的な事柄で好悪に出会って「惹かれたり、避けたり」となるのです。
この現実が「目標を持ったとき顕著」になるのです。
目標を持たないときには苦楽を感じることは少ないのですが、持った途端に苦楽が顕著となるのです。

苦しみと楽しみの順序は「苦しみが先であり、楽しみが後」なのです、この先後が問題なのです。夢、目標を達成するのを望んで始めたのに、楽が来ずに、苦が来る、何で?という疑問が生じて当たり前です、
ここで道理を知る必要性が生まれます、物事の道理に明るくなる必要性です、
「苦があって楽」という道理です。「逆にはなりません」、この道理は体得して解決をするしかないのです。

人生は何度も何度もこのくり返しです、春に種を蒔き、夏に花を咲かせ、秋に実り収穫し、冬枯れし、又新しく耕し準備をする、日々このくり返しなのです。
お山も頂上に達すれば下りなければなりません、そこで固まるということはジ・エンドです。

苦しさは楽しみの前奏曲なのだと考え目標に向かって歩むことが人生を奏でる素晴らしいハーモニーだと考えるべきなのです、
そして周囲の人がその曲を聴いて称賛するのです、夢を持って歩みましょう、苦しいときの方が多いかも知れません、
富士登山の時に一緒に登る人は元気なときはお互い声をかけ合います「がんばろー」と、次第次第に疲れてきますとその声すらかけることが出来なくなるのです、声をかけてくれないからといって無視しているのではないのです、「かけられないのです」、
自分も苦しくて「お互い様」なのです。
声なき声、それが歩み続けることなのです。それを私は日々信じて同じ事をくり返しております。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌