着る物

おはようございます。

昨日も暑い一日でした、着物を着ただけで汗が噴き出てきます、着物は暑さ寒さから身を守ってくれる有り難い物です。また自分の心をも表現できます。身だしなみはキチンとしたいですね、おかしなもので着る物によって気分が変わってしまう、また見る目も変わる。

大勢の人が揃って着る制服の姿は美しいですね、見ている者を爽やかにしてくれます。その上こちらに意識を持つようにもさせてしまう力もあります。

普段私たちは作務衣を着ておりますがお祈りをしますときは「衣」をきます、やはり気が引き締まります。やはり着る物や形は大事なものです、そこに「心という中身が」着る物にふさわしくあることが一番大事なのです、見かけ倒しになってはよろしくありません。

心を養うというのは自覚しかありませんからなかなかに厄介です、自分の意識だけですので、心を養うということで大切なことはやはり「敬」の心です。「尊敬する人を持つ」ということです。「敬慕」したうという意識です、
慕うとは「形に影が従う」ように尊敬する人と同じようになりたい、在りたいと思う「強い心」です。

先日も考え、思いとは「学んだ事」で考えるのが考えだ、ということを書きました。慕うとは当にこのようでなければなりません、そうすることで「形も心も」尊敬する人に近づき、自分にふさわしい「風貌」が生まれるのです。

この暑い季節に暑さにだれることなく「颯爽と」して周囲に爽やかさを感じさせるように歩みたいものです。
着る物は「身を守り心を表す」大切な物だと考えて暑さに負けてだらしなくなるようなことのないようにお互い用心致しましょう。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌