言葉の力

おはようございます。

やはり暑い、思わず口から出てしまう、文字、言葉は不思議なもので、勇気を持つことが出来たり、勇気を失ったりもする、両刃の剣である、自分に対しても人様に対しても。それほど言葉は大切で重いものである。

毎日お経を誦するが飽きないそれ以上に楽しみである、それくらい「重き」ものなのだ。出家してどのくらい経を誦したことだろう、数え切れない。

私は祈りを「意に乗る(意乗り・祈り)」と表現する。
「言葉に乗せて自分を意志の通りに運んでくれる」ものと信じて疑わないからである。
考えるのなら「真実に基づいて」と考えてもいるからであり、文字、言葉の「力を信じてもいる」からである。

明日4日は愛宕寺での「盆施餓鬼会」6日は心華寺である。
この時もお経を誦する、信じているからであり、お参りに来られる皆さんも信じているからである。

迷いを生じないくらいになるまで、潜在意識になるまで唱えることが肝要である。意識と現実は必ずといって良いほど「ズレ」があり、その「ズレを埋めるのが言葉」であり思いとなる、

正しい言葉がどれほど自分を見失うことのない「力」を発揮するかを私は実感しております。だからこそ自分の言葉にも自分が話しているのではなく真実が話しているという自信となり、行動にも迷いがないのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌