矛盾を越えて

おはようございます。

昨日は蒸し暑く雨が降ったりやんだりのおかしな天気でした。そんな中夕方研修生は元気に笑顔で帰っていきました。今朝は風が吹いていて涼しい虫の音が聞こえております、未だ真っ暗です。

今夜は「にんげん学」京都講座です、お友達を誘ってご参加下さい、お待ち致しております。
同時多発テロから5年、日本の敗戦から61年、争いがやみません、悲しむべき事です。人は本来悲しみに会えば「二度とこんな思いをしないようにと反省する」ものです、だが争いはやまない、どうしてでしょう。
「喧嘩両成敗」という言葉がありますが、どちらにも責任はあるのです、「悪いのはあちらだ」と思うのは人として当然かも知れませんが、こういっては何ですが「お互い様」として「痛み分け」をする時期ではないでしょうか、このようなことを続けていては何の問題も解決しません。
同じ国際協力をするのであるならば「建設的協力」をしましょう、何もしなければ日本の立場がないというのであるならば「破壊的協力」をするのではなく「お互いが立つ」ような物心両面の協力です。
自衛隊イラクサマーワに行き人道的支援をしたということでその記念碑を建てたそうですが、その記念碑にイラク政府の反対勢力の指導者の大きな写真が飾られてあるという報道がありました、是々非々はあるでしょう、しかしここで是々非々を言っている故に自衛隊が帰還したあと直ぐに反対勢力の指導者の写真が貼られるという事態を生んでいるのでしょう。
争いを止めるために支援を行うのであれば建設的な立場に立って双方に支援することが対立を無くすのです。
平和を望むのであれば双方に協力するという日本の立場を強く示すべきでしょう。
今日の爽やかな風のような日を一日も早く実現するために双方友に矛盾を乗り越え協調してこそ平和はあるのです。それこそ真の勇気ある行動が双方に今求められているのではないでしょうか。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。   合掌