税務署が来た

おはようございます。

一昨日午前中お祓いのお護摩を修し終わり、ホット一息ついているとき、税務署が査察に来ました。四年に一度オリンピックのように来ます。
何も悪いことをしていないのですが、なぜ心に引っかかるのだろうとよくよく考えて見ました、「チェック」されることがイヤだという心理がはたらくということに気づきました。
過ぎ去ったことで帳簿や使途金のことで聞かれる、嫌なことではないのですが聞かれる、何か「あと出しジャンケンで負けるようで」ルールといえどもスッキリしない。
町でお巡りさんの姿を見ると悪いことをしてはいないのにドキッとするのと同じようなものです。隠し事をしていないのだが何か最初から被害者意識が働いてしまう、正しいことをしているはずなのだが、間違った事をしているのではないだろうかという意識。
税務署の職員さんも大変で因果な仕事だなぁ〜とつくづく思います。しかし税務署がなければ「ずるを決め込む人もいるかも」しれません、時にはこのような緊張感もいいものですね、「お布施は皆様からいただいたもの」です、懐に入ったからといって自分勝手に使って良いものでは無いということを改めて知らされ気づかされるからです。
まぁ坊主も人間、一般の人と何ら変わらないのだということを現実に知らされ、有頂天にならず、慢心しないためにもこのような時もあってよいのだとしみじみと改めて思ったところです、何事も感謝です。
「法」はやはり大事です、私たちはそれを遵守しなければなりません、気づかずに間違ったことをするということが一番の悪であり、傷を大きくするのは「知らない」ために大きくなるのです、「知って改める」ことが人には大切なことなのです。
さてこの度はどのような新しいことを気づかせてもらえるのでしょう、楽しみでもあります、弟子の誠澄が帳簿やあれこれと尋ねられて大変な目にあっております、ご苦労様です。これも私の弟子になったいうことで諦めてもらうしかないでしょう。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。     合掌