人生の在り方

おはようございます。

暑さ寒さも彼岸まで、ですねやはり、日中は暑さもありますが随分と過ごしやすくなりました。
自民党の新総裁も決まりました国民に目を向けた政治を期待したいですね。
何か寄らば大樹という感じもしないではありません、偏った方向に行くような気もしないではありませんが、選挙という私たちが政治に関わる滅多にない機会を逃さぬよう、政治に主導を持つ党の重しになるような一票を投じたいですね。
やはり人間危機感を持つ、持たせるということは大事です。どんなに才能があっても大小にかかわらず頂点に立ちますと見えなくなる物があるものです。
誰しも自分に都合のよいように物事は考えるものです、人は思い通りにならないと知ってはいてもです、それが人というものです。
だからこそ「法」が大事なのです、客観的指標です。意識をしなくともそれによって守られているということも事実ですし、やはり法の遵守ということは大事です。
法ということも考えることなく遵守するようになるには人生の「在り方」が大事です、先ずいつもお話ししますように「先祖を敬う」ことです、そして論語の中にこのような条があります。
「有子曰く、其の人と為りや孝弟にして、而も上を犯すことを好む者は鮮し。上を犯すことを好まずして、而も乱を作すことを好む者は、未だ之れ有らざる也。君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝弟なる者は、其れ仁の本為る与。」という学而篇の一条です。
意は「有子言う、その人がらが親に仕えて孝であり、兄長に対して従順である人には、自分の目上の人を犯ししのぐことを好む者は少ない。又、目上の人を犯ししのぐことを好まないで、叛乱を起こして世間をさわがせることを好む者は、これまた絶対にあり得ない。一体、徳ある君子人という者は、物事の根本に力を尽くすものである。根本さえ確立すれば、自然に道は生じてくる。こう考えてくると、孝弟は、仁道を実現して行く上の根本であるというべきであろうか。」
ということです、仁という根本の「在り方」に常に力を尽くすことで自身の「人生の確立が在る」ということで、また「社会の秩序もよくなる」のです、この事が「人生の根本」なのです。
私たちは外に人生を求めるのでは無く、己の心の内に人生を求め行動することが何事の危機管理にもなることを知るべきなのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌