共存無くして存続無し

おはようございます。

今朝は雨です、巡礼に行っている皆さんには秋の雨の中を参拝するのも風情があって忘れられない想い出になるのではと少し心配しながらも祈っております。
一人寺でお守りをしていますと若い自分を思い出し時にはいいものです。あれもこれもとやることが多く行動しながら考えるということが身に付いたようです。
考えて行動し、行動しながら考えるということが間違いを少なくするようです。そして「身の丈にあったこと」を行う。思い希望、夢は大きいことに越したことはありませんが、しかしそれが出来るか否かは別問題です。
夢は大きく、現実は着実にが「成功の秘訣」でもあります。能力でも実力でも「少しずつしか成長はありません」から「夢と現実のバランス」が大事です。夢を確かに強く持って「実力を高める」こと無くしては事は成らないのです。
一時の成功を見ながら破滅してしてしまう人を見ますとこの「夢と現実のバランスの悪さ」が見えてきます、これは非常に残念なことです。
一時の成功を見ながら失敗をする人を見ますと共通していることがあります「師を持っていない」ということと「自分を戒める道徳を持っていない」ということです。
この二つの欠落が「やる気だけが突出して」現実を見る目を奪っているのです。論理は何の障害も見えてきません、しかし社会は「一人ではない」のです、そこに「論理と情」の二つが存在している「真実の論理」があるのだということを「教えてくれる人が必要」なのです。
それが「師」であり「道徳」なのです。社会は「共存無くして存続無し」そして「繁栄もない」のです。一人静かにしておりますと「御仏と人様のありがたさが身にしみてきます」静かな雨の中での感謝です。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。        合掌