基本・定石を

おはようございます。

昨日も静かな一日でした、巡礼の皆さんが雨で難儀をしていないかが心配でしたが午前中小雨にあったくらいで昼からは上がり無事に二日目を終えたようです。今日夕方無事に帰ってくることを願っております。
何かに向かって行動しているときはどのような経過や結果でも受け止めるということが大事です、思い描いた通りにならないからといってベストを尽くさないようでは良い条件に出会ったときでも力を発揮できません。何事も思い通りにいかないというのが相場です。
私たちは青年期に達するまでは親や先輩、周囲の人からの準備段取りのお陰で事を行って能力や経験を高めてきました、物事を見ればそのようなことは分かるはずなのですが、なかなかその思いに至らない、それが当たり前だと。
勉強一つとってみても同じ事が云えます。問題を自分で作って解いたのではなく、作ってもらって解いただけなのです、しかもレベルに合わせてくれていた、その事実が見えてこない、問題を解くことが出来て全てが出来るようになったと勘違いを起こす。
社会でも同じ事が云えます、会社も親と同じ事です、社員を「育てよう」としない会社はないでありましょう。生涯に於いて私たちは「育てられる」のです、このように社会を見ることが出来なければならないのです。
育てられているときに「基本、定石」を私たちは身につけることが必要で大事なことなのです。
昨夜は中秋の名月、雲の間から見えるまん丸のお月様は快晴の中で眺めるよりも風情があります。人生も共通しているなぁ〜としみじみと思いました。
お月様は常にまん丸です、しかし私たちの目には丸くなったりかけたりと見えるのです、先人は自然を人生にたとえることを多くしております。
自分を見失うことの無いように、常に私たちは「基本、定石」をどのような状況の中に於いても作り上げていくという姿勢が目標の現実化となることを忘れてはならないのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。     合掌