損得で考えない

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座へご出席の皆さんありがとうございました、来月は恒例の修学旅行もあります、お友達を誘って是非又多数のご参加をお待ち致しております。続ければこそ多くの気づきと目覚めです。
この世は何かと矛盾を感じる時があります、自分がこれだけやっているのに何であいつだけがとか、美味しい物を食べたいと思えばお金がかかり、良い洋服をと思えば同じように、家の大小も何もかもこのような具合です、懸命に働いているのに楽にならないのは何でとか、しかしそれを考えても仕方のないことですが、やはり考えずにはおられない問題ではあります。
矛盾を感じるのはやはりどちらか一方から考えるからであって、双方から考えれば皆納得のいくことばかりなのです。
楽をしたいと考えてしまいますと矛盾なのでしょう、先日の湯治などもまさにそうであって、楽をする裏には費用というものがしっかりと必要で、どちらの面から考えるかで矛盾か、あぁ〜ありがたい、と考えるかとなるのです。
こう考えますと矛盾はないのでしょう、価値観なのかもしれません、損か得かに囚われていて自分がやっているときには得と感じ、自分以外では損と感じてしまうのかもしれません。
矛盾とは「利」で物事を計ると感じるものなのでしょう。損か得かで何事も計るようになりますと矛盾を感じ行き詰まりを感じてしまいかねません、それよりもやはり「あぁ〜ありがたい」と感じ何事も感謝であれば「分相応」に物事を考えるようになり、損や得やなどと狭い考えにはならないのではないでしょうか。
これから鹿児島に向かいます、歩いていけば大変な距離と労力ですが、電車に乗れば楽に行けます、それを高い安いと言わずに乗れば「ありがたいばかり」なのです。このようなことは一目瞭然なので誰も矛盾を感じないのですが、
日常の中で人と比較したときの自分の問題としたときにどのような心境なのかが問題ではあるのです。
何気ない中で矛盾の感じないことを皆様には願っているのです、何事も自分自身が率先して損得に囚われずにお仕事をしていただきたいのです。なぜならば心を卑しくしないためでもあるからです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。     合掌