天を相手にする気持ちで

おはようございます。

立冬の昨日は暦通り朝から冷たい風が吹き早朝には雨が落ち日中は良い天気でしたが寒い一日でした、木枯らし一番だそうで、こうやって日一日と寒さが増していくのでしょう、お体に充分注意してお過ごし下さい。
今朝も冷え込んでおり、お月様も寒そうです、誠澄は研修の指導がありますので昨夜11時頃出ましたのでもう帰る頃です。
昨日お昼一番に一泊二日の研修生が入って来ました、寒さの厳しい中で行う研修は言葉以上に研修になります、自然の力には勝てません。
日々の仕事の中、対人関係では「人様を相手にしているのではなく、自然を」との思いで接することは大事な「考えの一つ」です。
どうしても私たちは人様に接するとき「好き嫌い」で見てしまいがちになります。人様を好きになることは大事ですが、好き嫌いで見ることで大きな間違いを起こしがちになります。
虫が好かない、肌が合わない、感情的になるということは相手によって往々にしてあることですが、よくよく考えてみますと、それなりの原因があってのことで、それは「意見の相違」により感情的になっていることが多いのです。
人様は「分かってくれる」という前提条件で接することは大事ですが、「何もかも」ということには無理があります。時に最初の出会いで「反対意見や反論されますと」感情的になり嫌いになってしまうという感情が生まれるのです。
遊びに出かけるときに誰でも好天がいいのであって、その逆の時は天を恨みますが、どうしようもないことは分かっておりますから、天に向かっては「合う合わない」という感情は生まれません。しかし対人関係となりますとこの「合う合わない」を言い出すのが人間感情でもあるのです。
「人様と接するときは天を相手にする」くらいの気概を持つことも大事です。
知識も利害も違うのです、意見は意見であって、自然を相手にしたときにはその中で如何ともし難いことを知っているから対応している自分があるのです。
人様と接するときも同じようにあれば「心が大きく豊かになる」ことは必然のことなのです、自分と価値観の違う人を自分のものとすることも人生にとっても会社にとっても重要なことなのです。そうでなければ発想が行き詰まることとなるからです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。     合掌