人様へ心を配る

おはようございます。

昨日は割合暖かな日でした、早朝には親子座禅会、午前中は水子供養と行事も一つ一つ本年最後、挨拶も「良いお年を」の言葉を交わすことが多くなりました。
期待を込める、心を込める言葉は言ってる方も又聞いて下さる方も良い気持ちではないでしょうか、如何でしょう。余りプレッシャーをかけるのはよくありませんが、「励みになる言葉」はいいものです。
寺には不安を抱いてこられる方、未来に夢を持って来られる方とさまざまです。何れにしましても「励ます」ことに変わりはありません。
言葉を「忠実」に行えば必ず良い結果が得られます。ところが「知って終わる」方もおられます、そこで停止するといってもよいでしょう。やはり「実践」あっての結果です。
毎週星占いをしてくださいます、村上慧明さんの星占いが8年なるそうです、ありがたいですね、毎週行動に注意できる、そして迷わなくなる、これも「励ましの言葉」です。
この欄も皆さんに行動して欲しいと願ってのことです。
迷って堂々巡りをしておられる方は「言葉を行動に移す」ということを「もう一歩」進めては如何でしょう。心配をするのなら「人様のことを心配してあげる」ことだからです。
出来るか出来ないか、なるかならないかで悩み行動もせずにいるのでは「真の心配」という意味を知らないからです。
繁栄や、夢の実現が叶うとすればどのような人なのでしょう、そう「人様に心を配れる人」です。
東京の「にんげん学講座」の会場は秋葉原です、秋葉原駅の周辺はここ二、三年の間に大きな変貌を遂げました、従来の電気街とはうって変わっての賑わいです。先日も駅前にこの春にオープンしました某カメラ店に行きました、9階建てです、デパートも真っ青といったありとあらゆる物を売っております、大型スーパーも同じように何でも在りです。
私たちは「楽をしたい」のが心情です。この楽をしたいという庶民感情を考慮したのが「心配り」なのです。
自分のことで心配するのではなく、どうすれば「人様が喜んでくれるか」を心配するのです。
全てこの「心配」に「発想の原点」があるのです、繁栄を願うのであれば、人様の苦を除く事を考えるべきなのです。
収入を多くしたいと考えるのであれば、多くの仕事をする、当然なことです。自分が楽をしたいという心からは悩みしか起きないこととなるのは道理なのです。
自分の心配は人様の心配をすることで解決されるのです。
言葉に忠実にすれば人様を楽にし、自身の喜びが何倍にもなるのです。
それが「端楽(周囲を楽にし)、働く」となるのです。自分の楽からは苦しみしか生まれないのです。
今夜は「にんげん学」京都講座の本年最後の講座です、仕事での発想が尽きないように「仁・思いやり・気配り・心配り」の学びを致しましょう、沢山のご参加をお待ち致しております。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。     合掌