あらたま

おはようございます。

昨日は風の強い寒い日でした。早朝にパラッと来た雨、降らずにすみましたが、冬空の一日でした。今朝も昨日よりはましですが冷たい風が吹いております。
今日からはお休みに入った方もあるのではないでしょうか、会社は休みに入ってもお家では年末のお掃除やら何やらで大変なのでは、慣れない仕事をして体調を崩さないようにしてください。
昨日は一日中お正月のお供えのお鏡餅を電気餅つき器で餅つきでした、でしたといってもほとんど私は監督ですが、皆様からお供えをいただきましたので、賃餅ではなくやはり心を込めて「丸める」皆様のご家庭が「ま〜るく、まぁ〜るく、まぁ〜るく円満に」なるようにです。
鏡餅、先人の物につける名称はなんて素晴らしいのでしょう、いつも感心します。しゃれっ気もあって、そして真剣に真面目に、感動です。
私たちの心は全てを映し出す鏡なのです、自然をそのままに写し、その通りに暮らす、くり返しの一年を無事に、その事が自然の「神意に適う」、そのように暮らそう、生きよう、とする「心を形に表した、鏡餅」、そんな気持ちでご家庭でもお飾りをしてください。
進化し、変化していくのが道理ですが、基本的なことは「万古不易」です。「型があって形となる」この道理は有史以来変わりはないのです。
晦日から寝ずにお正月を迎えるのも意味があるのです、「あらたま・新しい神さま」大切な尊い神様をお迎えするためなのです。愛しい人を待つのに眠られないということは誰しも体験したことがあるのではないでしょうか?如何ですか?。
無い、というのではお話しになりませんが、一年お守り下さる「神々を待つ」のです、寝てはおられないのです。
心華寺では大晦日の夜十一時半から除夜祈願(一年の御礼と感謝)をし年越しにかけお祈り(一年をあらたな神様へ身も心もお守りいただく)を捧げ「あらたま」をお迎えするのです。
有名寺社に遙か及ばない人数ですが遠近の信者さんがご一緒にご祈願をし、お祈りが終わりますと、新年の挨拶をして「お屠蘇」をいただき、一年を言祝ぎます。
それが「あらたまりまして」という「新年の挨拶」なのです。
それにしてもお餅は熱かったです、皆さんの思いの熱さと感じました。まるめて手が真っ赤になりましたが、心地よい刺激でした。
新しい神様を迎えるのは熱いのだということを「あらため」て知った次第です。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。     合掌