心友

おはようございます。

元旦、素晴らしいお天気でした、ご来光も拝むことが出来ました。
初夢ごらんになりました?、よぉ〜し縁起の良い夢を見るぞぉ〜と布団に入ったのですが、やはり今年もバタンキュ〜でした、大晦日から寝ずに過ごしましたので、仏門に入って来四十年です。皆さんはきっと素晴らしい夢をご覧になったことでしょう。
まぁ夢ではなく現実とせよとの天の思し召しと受け止めております。皆さんも是非現実としてください。
一年の計は元旦にあり、夢を現実とするためにはやはり計画が大事です、その計画を立てたら実践です。実践無くして達成は叶いません、常に「優先順位一番」として「朝、意識をする」ことから一日を始めて行動してください。「念ずれば花開く」です、その思いを「日々新に」することで一日の行動の中から必ず計画を達成する「ヒントやひらめき」があるのです。
そのためにもやはり「論理を裏付ける心の学・心学」に心を向ける必要性があります。人生を「功利的・効率的」に考えますと、非常に味気ない、ゆとりのない人生、人生と云うよりも人間となってしまいます。
人生は山登りによく例えられます。頂上を目指すに最も効率的、功利的に登るには直線に登ることです。しかしそれは到底無理な話です。
山登りに例えればこんな事は直ぐ分かることです、しかし現実となるとこのようには思えない、直ぐ結果を欲しがる。人間とは不思議な生き物です。
頂上を目指すには蛇行して登ることでそれを可能にします。この「蛇行」することが人生には非常に大事なことです。
論理的で無駄のない効率的な思考ばかりで人生の夢を追っていきますと「行き詰まる」しかないのです。人と接しても、何をしても「無駄」としか「考えられない人間性」を自ら養っているようなものだからです。
そんな人間に友も仲間も同士もできないでしょう、全てが自分のための道具のような人生観では孤独より寂しい孤立が待っているだけです。
頂上を目指すときは「蛇行する」ことが「論理だと目覚め」、蛇行することによって頂上を目指すとき様々な景色や周囲の美しさがあることに気づくのです。そして最も素晴らしいことは「同じように歩んでいる人のあること、仲間」に気づくのです。
この事が人生最大の喜びともなり、生き甲斐ともなるのです。そして様々な「角度からの助言」も聞くこととなり、結果蛇行しているように見えていたものが、「実は早く」到達する「ヒント」なのです。
到達することの喜びもさることながら「喜びの輪が大きく」なっていくのです。自分一人の夢の計画で多くの人に「役立つ事を知る」ことともなるからです。
一見無駄であるような「心学」はこのように大変重要な論理的裏付けとなるのです。「論理は心を裏付けることによって広がり」を持つこととなり、「心によって無限の可能性」ともなるのです。
日々新たな思いをして目標を忘れずに、現実の仕事に役に立つ、立たないという「功利的、二元的な考えを捨て」て真っ正面から受け止めれば、大いに楽しく愉快な人生となるのです。
是非「猪突猛進」せず、今年は「にんげん学」を共にしてください。
今日は十時から「新年初開運月例幸福護摩祈願祭」です、開運の護摩と、楽しい奉納演奏会があります、大きな声で高らかに歌いたいと思います。演奏会も「心友」ができたればこそです、正月から嬉しく感謝です。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。     合掌