天を敬う

おはようございます。

昨日北海道沖で強い地震があり津波が心配されましたが、何事もなくホッとしております。天災は忘れた頃にやってくると言われておりますが、最近は忘れないうちに来るようです。
このようなことが起きないようにみんなで祈りましょう。
天災が来るということは古人の人たちは、人が人を裁けない故に天災をもたらす、という考えがありました。
私は迷信を信じるものではありませんが、このような考え方はあっても良いのではないかと考えます。
お正月に沢山の方が神社仏閣に初詣をします、それから見ますと信じるという心は皆さん持っているのではないでしょうか。
天を敬う、畏敬する。大切なことです。
大臣や、国を司る人に何か疑惑が持ち上がりますと必ずといって良いほど「法律的に何ら問題はない」といって釈明を致します。
では「道義的にはどうか」、「人を導くに当たってどうか」ということです。それは「ノー」です。
上位者の行動や発言は「風」です。風が吹けば草や木々(一般庶民)は揺れるのです。今日の「人心の荒廃」は上位者の「道義的責任感の無さ」から起きているものだ、ということを反省し、自覚して欲しいのです。
上位にある人たちが美しい国を作ろうと声高に叫んで議論をしても「道義的責任感」のある行動をしていなければ、従わないのです。
「国を平らかにするには先ず家を斉(とと)のえる。家を斉えるためには先ず人を斉のえる。人を斉のえるためには先ず己を斉のえる。」
とは「大学」に説かれます「修己治人(しゅうきちじん」の学、です。己を修めることが人を治める第一に大切なことだということです。
人を治めるには己を修めることだと言うことは当然のことではないでしょうか。
今日の凶悪で身震いが起きるような犯罪の多発や大企業の誤魔化しの撲滅は先ず上位者の「道義的責任感から」と考えるのは私の思い過ごしでしょうか。
そうではないと考えます。
今日午後一時半から「にんげん学」京都・大阪合同講座です。また夕方五時からは新春懇親会がありますので是非ご参加下さい、そしてご一緒に学びましょう。
未来の国造りのため、大切な子供達のために。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌