醸し出す雰囲気

おはようございます。

昨日の日曜、本年初めての「にんげん学」京都・大阪合同講座を一年一度心華寺での開催で沢山の方にご参加いただきありがとうございました。本年もどうぞ「心学」に努め豊かに過ごしていきましょう。
懇親会も楽しくご馳走も美味しくいただき、最後に「花」を全員で歌い今年の無事を祈って終えました。
今週の18日は東京での初講座です、東京地区の皆さんお友達に沢山声かけをして待っていてください、楽しみに出かけます。
又午前十時からは本年初の「水子供養祭」も厳修しました、残念ながら授からなかったお子様や、どうすることも出来ずに水子にしてしまった方々がお参りに来られました、このような優しさがあれば少しは社会も明るくなると信じております。
どうぞ水子のあります方は供養をなさるようにしてください。
にんげん学、心学はとても大事な学びです、心を学ぶことがなければ必ずや人生、仕事、経営に行き詰まりを生じます。不二家の不祥事や様々な事件を見れば一目瞭然でありましょう。
自分だけの理屈では割り切れず、道理に反してしまうことを知らねばならないのです。
ではどうすることがよいのかといいますと「思いやり、仁愛」です。正しい理屈を知っているからと言って何事も通るかと言えばそうはいかないのは百も承知のはずです。がなかなかに理解できていない、それは「心の鍛錬」ができていない、また「心学」を修めていないからです。
論理はどこまで行っても正しく、誤っていません、なのに何故行き違いを生むかということです。それはやはり日常からの人様に対する「思いやりある接し方」が問題なのです。「応対・対応」の結果が合う合わないを「作り出す原因」となるのです。
「心の波動・雰囲気」といってもいいでしょう、その人が「醸し出す雰囲気」です。思いやり、情愛、仁愛を以て接しようという「心がけ」からその雰囲気を醸し出すようになるのです。
「気」とは「エネルギー」ですから人様は敏感に感じとります、良い評価を得たい、負けたくない、私が上だ等々の気持ちを以て人様に接すれば自ずと「悪い気を発し」雰囲気が悪くなるでしょう、当然のことです。
「出会いは素晴らしい」という「応対」の仕方をして人様に接すれば間違いなく「春風のような雰囲気」を人様に与えるはずです。もちろん「対応」の仕方も同じように出会いは「有り難い」と感じ対すれば良い雰囲気を与えるのです。
物事の出来不出来、成るならないはそれからの問題なのです。先ず大事なのは利害ではなく互いが「心を通わせる」ことなのです。先日も書きましたが「心と物」は共に大事であり、バランスが大事です。このバランスが崩れたとき物事の崩壊が始まるのです。
心は陰陽で譬えれば「陰」です、陰とは「内在」するもの、「こもるもの」です。陰が陽になり、陽が陰になるのです、この循環です。ですから「心の在り方」が外面化し、外面するものが内面化することとなるのであって、いかに「心学」が大事かが分かるのではないでしょうか。
楽しい人生をと考えているのであれば「おもいやり」を学びましょう。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌