根本の道(家族愛)

おはようございます。

今朝は雲の間からお星様がキラキラと輝いております、どんなことがあっても暗闇はないよと語りかけているようにも感じます。
昨日は一日中阪神淡路大震災の12年の様々な軌跡のニュースが流れており、新聞にも大きく取り上げられておりました。
悲しみのなかにも家族愛、近隣の人たちの暖かな触れ合い等にも涙し、暖かな気持ちになりました。
やはり愛情はいいものです、思いやりがあってこそ力強く復興できて行く、立ち直って行く姿を見て大切なのはやはり「心」なのだということを実感致しました。
天災は余りにも悲しい出来事でしたが、苦しい現実から学んだ愛の素晴らしさもありました、懸命に生きて何か事があれば必ず人様が助けてくれるという現実を目の当たりにしてこれからも懸命に生きる勇気を与えられました。
被災者の方の多くのかたが「家族」という言葉を口にされており、昨今の家族崩壊を見ますとやはり身近な人への「愛情」の大切さを気づくことが大事ではないでしょうか。
今夜は「にんげん学」東京講座、本年初講座です、「どうあるべきか」を学ぶ「心学」です。
論語、学而第一に「有子曰く、其の人と為りや孝弟にして、而も上を犯すことを好む者は鮮(すくな)し。上を犯すことを好まずして、而も乱を作すことを好む者は、未だ之れ有らざる也。君子は本を務む。本立ちて道生ず。孝弟なる者は、其れ仁の本為る与。」
とあります、これは私たちが家族という者の「在り方」を示している明快な語です。
意は、「有子言う、その人がらが親に仕えて孝であり、兄長に対して従順である人には、自分の目上の人を犯ししのぐことを好む者は少ない。又、目上の人を犯ししのぐことを好まないで、叛乱を起こして世間をさわがせることを好む者は、これまた絶対にあり得ない。一体、徳ある君子人という者は、物事の根本に力を尽くすものである。根本さえ確立すれば、自然に道は生じてくる。こう考えてくると、孝弟は、仁道を実現して行く上の根本であるというべきであろうか。」
人としての根本の「道」を示している語です、是非ご一緒に学んでいきましょう、自分の確固たる歩むべき道があってこそ繁栄があるのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。        合掌