上手の手から

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座へご出席の皆さんありがとうございました、本年もしっかりと「心学」を学び堂々と社会生活を送り、リーダーシップをとっていきましょう。影響を与えられない、影響を受けないような人生であってはなりません。
懇親会も楽しく過ごしました、昨夜の懇親会会場は「焼きうどん」屋さん、皆さん焼きうどんが小倉が発祥の地だと言うことご存じでしたか?私は知りませんでした。
終戦の昭和20年、食糧が乏しい時代、焼きそばを作ろうにもソバがない、そこで「だるま堂」という食堂の女将さんが乾麺のうどんをゆがいて作ったのが始まりだそうです。美味しくいただきました、ごちそうさまでした。
今日はこれから仙台に向かいます、松島で夕方講演のためです、久しぶりの仙台、松島、日本三景の一つ、楽しみに出かけます。福岡空港から仙台空港まで約三時間、早いですね、無事に着くことを願って行ってきます。
今日呼んでいただいた相手様の会社とは20年来のお付き合いをいただいております、ありがたいですね。
「君子の交わりは淡き水の如し」という気持ちで多くの方と接し、私の人様との交際のスタンスでもあります。欲を持たないということ、感謝の気持ちでお付き合いをさせていただくということです。
「三方良し」という言葉がありますが、相手様もお客様も、そして自身もということですが、この三つが宜しくなければ継続してお付き合いは叶わないのです。
三つを良くする為に先ず「我欲を持たない」こと、持っても良いですが、その欲は相手様が喜んでくれることに置くべきです。
会社でも何でも存続を危うくしてしまうのは全て「我欲」、自分さえよければということからです。利益を得るということはそれは喜ばしいことです、喜びを多くということも分からないことではありません、しかしここで考えなければならないことは「喜びの中身」でしょう。
「三方良し」の「共に喜ぶ」ということでなければいけません。我欲で会社を危うくしてしまうことは正月からマスコミを賑わしていることを見れば一目瞭然であり、喜びの気持ち、喜びの心を何に置くかなのです。
喜びに浮かれ自分を見失うような事ではせっかくの努力が虚しいだけとなり、「心学」を学ぶことがいかに大切かを理解して欲しいですね、いくつになっても、年令を重ねられれば重ねるほど、また地位が上がれば上がるほど重要なのです、安泰と思えば思うほどです。
「上手の手から水が漏れる」のです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌