変わらずに変わる

おはようございます。

新年、一月のご愛読ありがとうございました。
愛宕寺から引き続いて「にんげん学」小倉講座、講演、里帰りと、今日宇治に帰ります。私たちは毎日色々な出会いや、現実に遭遇して刺激、影響、感じることを多くします。
ここで肝心なことは出会いによって受けた感動や刺激をその角度から現実の自分の人生を顧みて考えるということが大事です。
先日同級生に声をかけてくれた友人の名刺を見て、うぅ〜んとうなってしまいました、彼はある会社の社長をしていて営業活動をよくするそうです。
同じ会社に何度も通うことも度々で、相手が留守をしていることも多くあるそうで、そんな中、名刺を置いてきて来たことを知らしめるそうです、そのような時のために色々な十数種類のバージョンの名刺を用意しているのです、そうしますと必ず見てくれるそうです。
これは体験経験から出た知恵でしょう、「知識を知恵にしている」、同じ名刺を置いたのでは、又か、くらいで終わってしまうかも知れません。だが彼の名刺には様々な「分かりやすい言葉」を書いているのです、これには感動しました、誰でも見ることでしょう。
「変わらないことがあって、変わる」ことは非常に大切なことです。彼には「仕事を獲得する」という「変わらない使命」があるのです、そのために「変える」ことをしているわけです。
「使命感」とはよく言いますが、魂の奥底から使命感を理解していないとただ単に「変わらないことだけ」是としてやって変わることを願っているのかも知れないのです。
「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」、「不動」なることがあって大いなる「動」があって「変化・進化」があるのです。
もしも事業や仕事がそこに留まっているのであれば、正しく「道理」を理解していないことを反省すべきなのかも知れません。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌