国の平安

おはようございます。

今朝は穏やかで三日月がきれいです、今日も良いお天気になるのではないでしょうか。昨日の夕方研修生の皆さんもお元気に帰られました、ホッとしておりますと同時に、ご活躍を祈っております。
昨日は又建国記念の日でもありました。国を平安・安泰に大切にするには何が大事でしょう、会社の安泰も同じですが、「大学」という書物にこう書かれてあります。
「其の国を治めんと欲する者は、先づ其の家を斉のう。其の家を斉のえんと欲する者は、先づ其の身を脩む。其の身を脩めんと欲する者は、先づ其の心を正す。其の心を正さんと欲する者は、先づ其の意を誠にす。其の意を誠にせんと欲する者は、先づ其の知を致す。知を致すは物を格すに在り。物を格して而る后知至る。知至りて而る后意誠なり。意誠にして而る后心正し。心正しくして而る后身脩まる。身脩まりて而る后家斉のう。家斉うて而る后国治まる。国治まりて而る后天下平かなり。天子より以て庶人に至るまで、壱に是れ皆身を脩むるを以て本と為す。其の本乱れて末治まる者は否ず。其の厚き所の者薄くして、其の薄き所の者厚きは、未だ之れ有らざるなり。此を本を知ると謂い、此を知の至りと謂うなり。」と書かれてあります。
難しいようですが、実はとても簡単明瞭に書いてあります。「己自身の身をただせ」と書いてあるのです。
「」の中の文章を味わって何回も音読してみて下さい、ジワットその意味が感じられることでしょう。「上濁れば下濁る」の道理で上に立つ者が汚れていては一般市民が治まらないという至極当たり前のことなのです。
明日は「にんげん学」京都講座です、率先して当たり前のことが当たり前に出来るようになるためにもご参加下さい。こんな事ぐらいということが最も大事なのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌