固く取らんとする勿れ

おはようございます。

今朝も雨上がりでほどよい風が吹いております。昨日は曇りで風もありましたが気持ちのよい穏やかな一日でした、皆さんとご一緒に穏やかにお祈りをすることも出来ました。
ピカピカの一年生のお子さん達の幸せをもご一緒にお祈りすることが出来てとても幸せな気持ちです。
幸せを信じて祈るということはとても気持ちの良いことです。
「固く取らんとする勿(なか)れ」、これはとても大切な考えです。この語は余りにも意識が強くなりすぎて「視野狭窄(しやきょうさく)・近視眼思考」になるなという意味です。
今日から本格的に新年度がスタートします、入社式を迎え新社会人になられた方、新しい学年に進学される方、又職場を新にする方、様々だと思います。
「よおぉ〜しやるぞ〜」という意気込みは大切です、が昨日書きました「陰を見て陽を見る」が如くの気持ちを忘れてはなりません。余り意気込みを強くしますと、「視界も、思考も」狭くなりがちになるからです。目標に向かって意気込んでそして「固く取らんとする勿れ」です、目標を「設定した」のですから意識の底に「ズン」と落とし込んで、眼前のことが「全てはローマに通ず」くらいに考えることが大事なのです。
余り「固定観念を強くして」人様や相手のことを考えずに自分の価値観ばかりを大事にしすぎますと、全てに於いて「何でこんな事を」自分のために何もならない、「こんなはずでは」という疑問、不信感となり、結果孤立してしまいかねないからです。
社会は「共生」です。自分のことばかりを考えていればいいというわけではありません、やはり相手、周囲の幸せも自分の幸せと同じように大事です。思いやってこそ社会でもあるのです。余りにも張り切りすぎて周囲が見えなくなるようであってはならないのです。
人様と共に楽しく有意義な人生を確立するためにも、せっかく立てた目標実現・自己実現のためにも「固く取らんとする勿れ」なのです。
「理解し理解し合う朋」がいるということほど人生楽しいことはないのです。それには先ず道理を信じ、自分が相手を信じることから全てが始まるのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。    合掌