おはようございます。

昨日は早朝に愛車を駆って愛知一宮へ、夜明けが早くなったので周囲の景色が朝日に照らされて気持ちよく走ることが出来ました。
山々は若芽が萌えだし桜の白さと山ツツジの赤のコントラストがなんともいえない優しい風情です。
昨夜の「にんげん学」一宮講座へご出席に皆さんありがとうございました。来月もよろしくご参加下さい。
先日信者さんにこのような言葉をいただきました。和尚さんはお母さんの話を良くお書きになりますが余りお父さんのことを書かれませんね、というお言葉です。
改めていわれますと、その通りで、これまで余り父親のことを書いたことがありません、思い出さないのかと言えば正直母親を思い出すよりは少ないようです。同じ男としてこれではいけないとは思うのですが、非常に厳しい父親でした。
謹勉、謹厳実直、という性格のように子供ながら思っておりました。物事をきっちりとやり通すということを学んだようです。
父親の想い出として一番に思い出されるのは、父は県庁に勤めていて当直が月に一度くらいあったように記憶しておりますが、宿直明けに朝の朝食に出るのだと思いますが、食パンを持って帰ってきて私と姉を呼び、火鉢の上に網を置き、その上で食パンを焼いてバターを付けて食べさせてくれるのです、それはそれは美味しい想い出です。
自分が食べてこないで子供に食べさせる、貧しかった家庭でのせめてもの子供に対しての愛情だったのではと、思い出しますと目頭が熱くなります。
色々な想い出がありますが、母親と同じでよく働いておりました。この年になりますと食べ物が父親に似てきたようです、子供の時には嫌いだった食べ物、何でこんな物を食べるのだろうと、父親が好きなために母が作っていた食べ物が今では同じ物を食べている、不思議なものです。
感謝しなければならないと、信者さんに思い出させて頂きこれまた感謝であります。
沢山の皆様にこの欄をお読み頂き色々な感想を持っていただいてることにも感謝です。今日これから東京です、東京地区の皆さん夕方「にんげん学」の会場でお会い致しましょう。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。        合掌