親疎がある

おはようございます。

昨日は憲法記念日、私と同じ年で(おこがましいですが)憲法施行60年になるそうです、改憲の話題がありますが、法を遵守するということは義務であり、殺伐とした事件が頻発している中、遵守するという「心を育む教育」が一層大事であろうとの思いが募ります。
そのような意味合いでも「にんげん学」を共に学び社会を明るくし、「心に華を咲かそう」の精神を一人でも多くの人々に持って欲しいと願っております、是非皆さんに「にんげん学」の喧伝をしていただき参加をお願い致します。
昨日は又とても嬉しいことがありました。故郷山形から昨年50年に近いであろう小学校の同級生が訪ねてくれて再会しました、今年も昨年と同じ日にご夫妻で訪ねてくれたのです、「朋あり遠方より来たる。又楽しからずや。」を地で行ったようなものです。
今朝のお護摩には同級生も一緒に勤め祈願をします、安泰を願って心から祈ります。幼児期の時代の友と一緒に祈る幸せもかみしめたいと思います。
人は人との接し方を大事にしなければならないと常々思っております。人との付き合いは自ずから「親疎」があり、平等にお付き合いをするという心は大切ですが、万人に平等というわけにはいきません。
親しくして軽んじる事を戒めることはもちろん、余りにも行儀よく接することで堅苦しくなるというのもいただけません。バランスよくするにはやはり相手によって「親疎」を以てお付き合いする、また「場所柄を弁えて」対することが大事となるでしょう、これでこそ「礼儀」となるのではないでしょうか。
人様とのお付き合いに忘れてはならないことがあります「自分から離れない」ということです、これは「恩を感じる」ということでもあります。礼を以て接しキチンと接していなければ人様が切ってくれるからです。いつも申し上げるように論理を自分の都合の良いように打算で考えないと言うことです。
休日の間に人との接し方を再確認するというのも一興かも知れません。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。   合掌