言葉の風

おはようございます。

立夏で最後の休日の昨日はあいにくの雨でしたが木々の緑がとても喜んでいるようで、最後の休日を穏やかな心で過ごされたのではないでしょうか。
お寺も「月例幸福護摩祈願祭」でしたので皆さんの優しいお顔と心に接しとても良い日和でした。
よい日和というのはお天気の良し悪しでもありますが自分の気持ちでもよい日和ともなるのではと思います。6日は早朝の2時からご祈祷を希望されたご家族もあり、そして月例幸福護摩祈願祭と二度の素晴らしいご縁に与りました、それがよい日和であったということです。
素直がやはり一番です、素直とは先ず自分の心に嘘をつかず正直なこと、第二に自分の心に思ったことを叶えるためにどうすれば叶えることが出来るかを真剣に思うこと、第三に思って決めたならそれに素直に従うことです。
相談に来られた人皆様にこのようにお話しします。その結果夜中の二時にお祓いということになった次第です、月例幸福護摩祈願祭にお参りに来られる方も皆さん素直な方ばかりです。
言葉は風の如くであり、風がなければ万物の生命は誕生せず、風は木々の芽を膨らませ、花咲かせ、生命を躍動あるものと化して行きます。
優しい言葉は人の心を和ませ、生きる希望と勇気を沸き立たせかき立てます、このように「言葉の風は力強いもの」なのです。
神のあることを知らしめる「経文の風は」私たちの失意から立ち上がらせるに大いなる気力を与えてくれるのです。この「経文の風に素直に」なることで「蘇り」そして多くの人々に幸せをもたらすこととなるのです。
正しい言葉は「全てを蘇らせ」、上に立つ人の言葉正しければ下の者はそれに「素直に靡き」、冷たい言葉であれば「逆らう」のが「人情で」あります。
また下の者の言葉が正しければ上にいる者はそれを「受け止め」チャンスが「得られる」ことともなり、さらに上の者を質すと言うことにもなり益々繁栄するのです。
このように風に靡かない物は何一つ無いのです、「正しい言葉を日々に唱える」ことの出来る幸せを良い日和だといわずに何時の日を良い日和というのかと感じる昨日でありました。
連休明けのお仕事、今朝は雨も上がりました心引き締めて明るく行って下さい。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。   合掌