地道に

おはようございます。

気分一新、新しい週の始まりです。四月に新しい風が吹き、大型連休と忙しさが混じり爽やかな季節の中でありながら、何か駆け足で進んできたようにも感じます。
しかし「忙中閑あり」とも申しますので、心を亡ぼさなければかえって集中力が出来て良いのかも知れません。
急がば回れ」という語がありますが、私たちが何かを得るために早く目標に到達したいと思う気持ちが強いばかりに視野狭窄に陥らないための教訓の言葉です。
何事もそうですが物事の実現にはそれ相応の時間がかかります、しかし実際にはその実感がない、この事が恐いのです。
そのためには意識の在り方として「地道な考え」が大事となります。地道になれなくなるには「リスク」を無視しているからです。道理・論理には「失敗」というものも入っているということを確実にしておかなければなりません。
「為せばなる、為さねばならぬ何事も」も事実ですが、「ならない」ことのあるのも事実です。そう予測されるリスクです。
地道に出来ない人はこの「予測されるリスク」を甘く考えているのです。だから地道に考えて行動できない。
これは論理を「感情論」にしてしまっているのです。感情論で自分の都合のよいように物事を捉えてしまいますと「準備ができない」のです。
準備のないまま事を行って成功することもありますが、それは単なる僥倖(ラッキー)であっただけで、それは継続されません、バブルで失敗した人の多くがこれにあたります。
私たちは幸いにして起業するにしても、仕事をするにしても先人、お手本があります。素晴らしい先人の「思考論理」を学ぶことが出来るのです。そのような中で、最初は形や仕草を真似ることが出来ますが、肝心なのは「精神」を学ぶことでありましょう。
成功者のほとんどが「地道な思考・在り方」をしていることに気づくべきでしょう。なぜそうなのかは「目標」を明快にし、学び論理を感情論とせずに、地道に身につけ、準備を怠らなかったからです。
急がば回れ」の言葉をかみしめて新しい週をしっかりと歩んでいきましょう。今年入ってこられた新入社員の皆さんは、今年は新入社員でも、直ぐに先輩後輩の間柄は変わらずとも「同僚」になるのです。
尊敬されないまでも若者達に侮られることのないように在りたいですね。そのためにも地道な学びが大切でしょう。
今夜は京都、明日は大阪、17日(木)は一宮、18日(金)は東京、26日(土)は小倉と「にんげん学」講座があります。論理を得てもそれを活かすのは私たちの「心」であります、「にんげん学」を学び素晴らしい人生と致しましょう。
(各講座はどなたでも参加できます、受講料は3,000円です。会場はHPに載せてあります、お寺にお問い合わせ頂いても結構です。何れも6時半受付、7時開講となっております、ふるってご参加下さい。)

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。   合掌