自己啓発

おはようございます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございました、とても嬉しく思います、各地のご参加の皆さんにも同じように感じております。
「にんげん学」講座では一度ご出席をいただいた皆さんに講座の案内の葉書を毎月ださせていただいておりますが、出欠はとっておりません、これは私の心情、生き様でもあるからです。
前もって出欠を取り参加を勧めると言うことも大事だとは思っております、しかし「学びは主体性」だと考えており、無理強いをするものではないとも考えておりますので出欠はとっておりません。
何故かと言いますと「気づかない、自己啓発がない」というのでは何をやっても「大成はない」とも思うからです。
啓発とは自分の能力に気づきその能力を開発していこうとする心をいいます。
学校へ行く、会社に入る、これはほとんどの人が行っているわけで、ではその中で、本気で自分のため、自分を利するために学んでいるかと言えば?いかがでしょう。
自分を観、人を観れば自ずからその違いがあることを知ります。ではその違いを観て「私も、自分も」と考えどれほどの人が自分を利するために学ぶのでしょうか、自分を進化させ、していくのでしょうか。
言われたことをすることが学びだと以前私は考えておりました、今は主体性だと考えております。
人は必ず選択します、選ぶのです。選ぶ人は選ばれる人の心を斟酌するでしょうか?先ず間違いなく心を汲むということは難しいでしょう。
どれほどの努力でも自分の利と感じないときには選ばないのです。このようなことを書きますと私を非情な人間のように感じられるかも知れませんが、大いに情を感じているからこそ理性から現実を観て「私は私を利するため」に努力をするのです。
皆さんにもそうあって欲しいと念じているのです。
自然は何も語らずその時々に花を咲かせ、緑を輝かせ人の目、心を引きつけます、そして自然の素晴らしさに気づく人が自然を大切にし、また庭に花木を植えるのです。それは大いに自分の心を利する、楽しませてくれる、潤いを与えてくれるからで、花や木に頼まれたからではないからではありません、その人が選んだのです。
花木は語りません、植えて下さいとも、しかし選択する人が現れるのです。その事を知って花木を育て、お仕事にしていく方もまた現れるのです。
人との優劣、出来不出来で悩んでいる人がおられるとしたならば、自分を利する「にんげん学」に目覚めて欲しいと願っております。出来不出来、優劣は限りがありません、この事実を受け入れ自分を利する努力をしていく人に真実の「情を以て人は対し」、受け入れることとなるのです。
東京地区の皆さん来月もお待ち致しております。私の情としては多くの人に来て欲しいのはいうまでもありません。
人様に人情で接することはとても大事です、自分の生き様で情にすがったときから堕落が始まることも知っております。
人様と接するときは春風の如く、己を律するときには秋霜の如くあろうと心がけ己を利しておるのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。   合掌