足るを知る月に

おはようございます。

6月、水無月(みなづき)、今月もよろしくお願い致します。
梅雨に入る時季に水無月、水が無い月とは何か妙な言い回しです。田圃に水を張り沢山の水を使うため水無月とも、これは意味深です。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」何事も過ぎると不足になる、分かってはいるが感情に支配され気づいたときにはどうしようもないでは困ります。
自己コントロールをするということは隆盛、繁栄、地位が上がるほど大切です。
酒は飲めとは言いません、故に飲まれるということではいけません(お前さんが一番要注意だという声が聞こえてきます。私は般若湯をいただいているのであって、お酒ではありません、これを屁理屈といいます、みな屁理屈は言うのですやめましょうね)。
お酒は自分が飲んでいると言うことをお忘れ無く、人生も同じ、過ぎれば災いの種となり、物事を知っていればいるほどいつでも出来るとの思い、自信過剰となるのです、猿も木から落ちる。
この月は「足るを知る月」としましょう。今年も半分になり「猪突猛進」することも時には必要ですが考えるべきです、情熱を持って進むことは大事でも冷静さも必要です。
そこで「上手の手から水が漏れる」の喩えの如く、余り考えずに(考えすぎないのも困りますが?)動くということが大事です。
先月も書きましたが、思いは、想いとなり、そのイメージが「出来る」となり、何時しか実践もしていないのに「完璧に出来る」という妄想に変わるから要注意です、そして実践して失敗を犯す。
故に頭の中で「ああだこうだと」考えすぎるのは「百害あって一利なし」なのです。
身体を使い身体を通し考え身の丈にあった行動、そこから出る知恵は無謀な行動に走らない「分別」となり、己の感情に支配され失敗という自ら招く不幸をも防ぐこととなるのです。
何事も初心者の事故は大きくありません、慣れてきて使いこなせるという自信過剰、慢心が取り返しのつかない大きな失敗を招くのです。
会社を倒産に導く、昇進して躓く等々などは皆思いを勘違いした結果なのです。今月は「足るを知る月間、過ぎたるは及ばざるがごとし」を教訓とし大いに学びましょう。

今月18日迄の行事
 6月 3日(日)「月例幸福護摩祈願祭」 午前10時 心華寺 
    7日(木)「にんげん学」一宮講座 午後6時半受付
    8日(金)中部地区・心に華を咲かそう会、第五回「チャリティゴルフコンペ」  
  11日(月)「にんげん学」京都講座 午後6時半受付
   13日(水)「にんげん学」大阪講座 午後6時半受付
   15日(金)「にんげん学」東京講座 午後6時半受付
   18日(月)比叡山報恩登山「結縁潅頂」 午前10時比叡山和労堂集合 

今月も行動は明快に、明快さが無ければ人様に理解されず誤解の種となります。  

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。   合掌