試練の中から

おはようございます。

昨日お昼前に研修生は元気に帰りました。嬉しいですね、笑顔を見送るというのは、心に暖かいものを残してくれます。彼らの背中に「幸せに」と念じ見送りました。
三日間缶詰でさぞ辛かったと思います、そんな中でよく辛抱してくれました。人生は自分に都合が良く環境も整っていると言うことはあまりないと考えられます。缶詰状態を体験したことがきっと役立ってくれるであろうと信じております。
だからこそそんな中で周囲と協調して何事かできたときの喜びは一入なのです、そして人のありがたさも感じられるのではないでしょうか。
窮すれば窮するほど自分を見失わないことが大切です。窮することは誰しも望みません、そのときにこそ自分を確かなものとできるのです。大木となるには様々な試練があるともいえます。想定されていない中からこそ信念が揺り起こされるのだとこれまでの経験から感じ取っております。研修の体験を生かしてほしいと願っております。
自然も人も成長すればするほど風当たりは強く、それに耐え抜かなければならないのです。
お昼からは定期検診、相変わらず病院はいっぱい、長い間待つこともお医者さんの苦労を考えれば療養の一つです。
健康のありがたさは病んでみて初めて実感しております。私にとっては必要な試練なのでしょう、感謝です。
それでも日常のことは不自由無くできております。以前より工夫が増したようにも感じており「窮すれば変ず、変ずれば通ず」なのでしょう。そんな大げさなことではなく新たな気づきが嬉しくもあるのです。
明日と明後日は誠澄の先達で富士登山です。今回は宇治からは三名、現地集合は六名、全員で九名での登頂です。現地集合の皆さんは一合目から登山です、すごいですね、皆さんの無事を祈っております。これからでも希望される方がありましたら是非ご参加ください。
登山のしんどさは癖になりますよ、そして頂上に立った爽快感は言葉では表現できません。達成感の中から得た信念は揺るぎないものともなります。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌