親知らず、子知らず

おはようございます。

今朝は雨模様、お勤めを終えれば誠澄は富士山へ向けて出発、無事に登頂できればと祈るばかりです。麓から登る人たちはさらに大変でしょう。
世に「親知らず、子知らず」という難所があります、今日から学校は夏休みに入りました、親は子を思い、子は親を慕う、いいものです。しかしどんなに愛があっても親は子に代わって事をやってはあげられず、子も親に代わることはできないことはあるのです。これは皆承知のはずですが、真に理解できることは難しいことです。
何事もやはり自分でクリアーしなければならないのです。サポートはお互いにしてあげることは可能なのですが、最後はやはり自身が自身でクリアーしなければならないのです。ここを教えること、気づいていくことが難しいのです。
長い人生を過ごす中、似たようなことはあっても同じ事はありません、だからこそ体験を通した学習をする必要性が生まれるのです。毎年富士登山を行う理由がここにあるのです。親子で励まし合いながら頂上を目指す、代わってあげられない現実を互いが体感するのです。
体で得た体験を現実生活の中で何か問題が生じたときに自身でクリアーする気概を養ってほしいと念じるからです。今年の登山は天候が危ぶまれます、人生の設計図を確かにしてもそれを完成するまでには様々な試練が待っております、その都度それを乗り越えていくことのできる気象を養うことも大切なことなのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌