生活の基本をお寺で

おはようございます。

昨日から一泊二日の研修を心華寺で行っており誠澄が一人がんばっています、私はといえばまだ愛宕寺です、31日愛宕寺先代の23回忌法要、済ませてから帰る予定です。
今日は参議院投票日、私は期日前投票に行ってきました、皆さん是非投票をしましょう。
夏休みが始まって一週間になります、お子さんたちをどこかに連れて行かなければと考えておられるご家庭が多いのではないでしょうか。
選択肢の中に「家族でお寺」というコースを是非どうぞ、一週間ほど寺での生活、寺の基本は「作務(さむ)」です。昨今の勉強は「生活から遊離」しているのではないでしょうか。人生は生活が「基本」です。「作務」という基本を身につける、生活の中で自ら「務めを作る」のが大事です。
生活の中の体験から得た必要性、思考が無ければ「やる気はわいてこない」のです。生活とは起床から就寝までの間にある「すべてが生活、作務」です。全体がわからなければ「部分は見えてこない」。
起床、洗面、朝の掃除、朝食作り、後片付け、洗濯、昼食作り、後片付け、掃除、夕食作り、後片付け等々、一見雑事と思われることが基本となっているのが生活です。この基本はすべての土台である「準備」なのです、ここから「志が生まれる」のです。
この「土台がしっかりしていないと」何事も建設されない。生活全体が見えてこないから勉強にも「価値を見いだせない」こととなるのです。物事一つ何を取ってみても「知る必要性を感じなければ」価値がないのです。そしてさまよう人生となる。
ご両親は大変ですがお子様と一緒に数日間を体験し、学ぶことの必要性を感じてもらうためにも夏休みのイベントとして選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
私たち人間の「生命」は「気づいてこそ生命」であって「価値観」となるのです。気づくとは何を気づくのでしょう、「お陰」です。自分が生きていく上で沢山の「支えがあってこそ」生活ができていくという「気づき」です。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌