ままにならないから

おはようございます。

「にんげん学」東京講座へご出席の皆さんありがとうございました。お暑い中また休み明けの中感謝申し上げます、来月も是非ご出席ください。
今朝は少しゆっくりしました、お昼頃に京都に着くようにしております。
人生は「ままならない」のがある意味では当然です、そう考えますとやはり「ささやかなこと、身近なこと」毎日凡々と過ごすことが幸せなのだとしみじみと実感しております。
毎日決められたことの中でも様々なこと、嵐もあれば波風も立ちます。嵐や波風が立ったとき、何か特別なことを考えて新しいことをやろうと野心を起こすことが大きな間違いとなるのです。
夢や希望を大きく持つことは大切なことですが、望外な夢や希望を持つというのではなく、家族みんなが平凡に何も問題もなく過ごしていくのが一番だと考えるくらいがいいのです。
先日も書きましたが不足を言わずですね、お金や地位で幸せになるのではありません、もちろんお金は必要でしょう。ですがお金があれば良いのかと言えばそうではありません。お金がなければ駄目だと考えることが「不幸になる」のだということに気づくべきです。
「小欲知足(しょうよくちそく)」欲を少なくして足ることを知ることこそ幸せの「秘訣」でもあるのです。「ままにならない」ことをしっかりと知っていれば欲に負けて望外なことを考えずに「地道に」人生を歩み確かな人生を確立していくのです。
ままにならないからといって道理にそわない「勝手なことをして」一層不自由なことをしてしまうという愚を犯さないためにも、また夢や希望は私たちの気持ちを「奮い立たせます」、この奮い立ったとき「地道に歩めるか否か」が大事なのです。
ままにならないのは地道に自分を高めようと「身近な」ことをしっかりとしていかないからです、それは今自分が「夢や希望を持てたことに幸せを感じていない」からであって、平凡である自分が夢や希望を持つことの喜び、幸せを感じれば「ままにならない、法則」に従順に従うことにも「思い至る」のです。
欲やお金に負けないよう「知足」足ることを知って「ゆうゆう」と歩んでいきましょう。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌