進退

おはようございます。

安倍総理大臣の辞職、突然で驚きました。出処進退の難しさを目の当たりにしました。「にんげん学」は応対(対応)・進退、このことを学んでいます。先の参議院選挙で自民党は大敗。
人の情は「負けた人を前にして、退け」とは云えないのです。何を言うか、「がんばれ」です。
判断は「道理におけ」ということです。
ここで判断を誤った、人の温かい言葉は嬉しいことです、がそれは相手にかけてやることであって、受けた自分の判断を誤ってはならないのです。
今日の辞任は「敵前逃亡」と同じです、昨日書きましたが困っているとき助けてくれる人がいない、何故かです。
それは「先にしなかった」からです。
私たちも自分の出処進退を過つことの無いようにしなければなりません。
日々生活している中で仕事、プライベートととはっきり分けて過ごしている人は少ないと思われます。
ハッキリと分けることは難しいことですがケジメをつけることは大事です。そのためにも仕事のケリはしっかりとつけませんとダラダラとなってしまいます。
ダラダラしますとどっちつかずになって家庭と仕事の両立、バランスが悪くなってきます、バランスが悪くなりますとどちらかから不平が出ることとなります。
ではどうするか、ということです。
仕事が家庭が上手くいかない原因の一つにどちらも「行動、実践がない」ことが考えられます。考えているだけで「行動がない」、思いだけで「思いやりがない」、仕事でも家庭でも「下手な考え休むに似たり」の状況を作っているのです。
問題の起きる多くの原因はどちらも「行動がない」、
ということなのです。
では何故行動にならないのか、ということです。
それは「失敗を恐れている」からです。
総理の辞任という姿を見て失敗を恐れている姿を感じました、失敗をしても修正しようという強い人間力を感じませんでした。彼が「再チャレンジ政策」を言った言葉がむなしく響いても来ました。
選挙で代議員を選ぶことの責任の重大さも改めて感じております。
知識、理論、思いは大事ですがそれよりも「実践・行動」が大事なのです。
「実践無くば結果出ず、結果出ずば修正できず」、です。
失敗は誰もしたくはありません、だからこそ「実践・行動」が大事なのです。行動がないということは「思い・夢」の実現が「希薄」であることを考えてみる必要性があるのです。
明日は「にんげん学」東京講座、思いを強くするためにも地道で確かな学びを続けましょう。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌