一つごと

おはようございます。

東京は厳しい残暑でした、しかし「にんげん学」講座へご参加くださる皆様の心を思いますと爽やかな気持ちで宇治へ帰ることが出来ました。
私は師匠に「一つごと」を考え生涯を送るべし、と教えられました。
このことが今日在ることが出来ると感謝しております。これからもそう「在ろう」と思っております。
毎日このように「栄養ドリンク」として書かせていただいておりますが、決して自分が出来ているから書いているわけではありません。「在りたい」と思っているからこそ書いております。
何故「一つ」なのかといいますと、「出来ることは少ない」のです。
あれもこれもと沢山出来る人は少ないわけで、出来ずに大言壮語しておれば、信用を失うのは「火を見るよりも明らか」だからです。
私の「一つごと」はやはり比叡山ご開祖伝教大師様のお言葉「一隅を照らす」、そしてそれが「心に華を咲かせる」ことだと信じているのです、どんな「華」なのかは見てくださる方にお任せ。
何でもかんでも出来るということではありません、「与えられた場所で精一杯」ということです。精一杯とは、がんばることではなく、「今ある力を尽くす」ということ。
行動から出た結果の正否には真摯に対し、「反省すべきは反省し、為すべきことは為していく」ということです。
このことを一途に日々を精進しているのです、「大胆にそして明快」に。
行ったことを言い、言ったことを行うということだけです。
それが次第に広がったということで大いに師の教えに感謝しております。
あれもこれもではなく、自分が出来る「一つごと」をこれからも真摯に行っていこうと思うだけです。
今月の「にんげん学」も26日の小倉講座を残すだけです、小倉の皆さん26日にはお会いいたしましょう。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。   合掌