話は目の前の人だけではない

おはようございます。

敬老の日の昨日宇治は夕方強い雨がありましたが、日中は真夏日の良い天気に恵まれました。おじいちゃん、おばあちゃんのおられるご家庭では楽しい一日だったのではないでしょうか。
今朝は雨も上がりお星様も輝き、また暑くなりそうです。連休はゆっくり家族団らんをなされたことでしょう。
私たちは日々いろいろな人と接しております。そんな中、目の前の人を心から尊敬して大事に接することはとても大切です。
なぜかといいますと、目の前の人以外に見ている人がいるからです、そう「第三者」です。
意見も、ほめ言葉も、叱る言葉も相手に直接メッセージするのは当然ですが、大きい広い目で見ていくなら、「第三者にメッセージを送っている」という意識が大事です。
当事者同士はどうしても目の前のことに終始してしまいがちになります、
言葉が直接的になったり、迂遠になったりと、極端になりがちです。
指導的立場にある人は特に目の前の人にばかり話しているのではない、メッセージしているのではないという意識が大事です。
極端な言葉を発していますと直接的目の前の人にも、第三者にも通じなくなる、理解されなくなる、「信頼」という意識が薄れるのです。
三者は冷静に観ておりますから、意見も叱る言葉も本当に相手のために言っているかどうかを「敏感に感じる」ものなのです。
メッセージとは目の前の人に言うばかりではなく、第三者に言っているのだ、ということを「胸の中に秘めて」言葉を大事に発することが大事なのです。
上位に立ち、誰も言うことを聞かない、という人が時折相談に見えます、そのような事態を引き起こした原因が、為すときの態度や、仕事の態度が「独りよがり」であったことに「思いを致す」べきなのです。
余裕のない、幅のない、人を認めないような発言、いくら相手を思う心であっても、「とりつく島のない」ような発言、「相手を追い詰めるような発言」は第三者の心に冷たい人間だとメッセージを送っているようなものなのです。
人との関わり合いは日常です。言葉を大切にしたいですね。
「春風接人、秋霜已律」です、人に接するには春風のように、己を律するには秋の霜の如くでしょう。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌