お陰様の心

おはようございます。

昨日は東北青森、秋田、岩手で豪雨があり被害が、また南の方では台風での被害、お見舞い申し上げます。
一昨日からの研修も夕方で終わります、終えて直ぐに下関に向かう予定です。明日から秋の彼岸、午前10時から愛宕寺で「彼岸会」の供養を修するためです。心華寺では23日午前10時からです。
皆様もお彼岸は是非ご先祖様への供養を厚く行ってください。
私たちの今日在るのはご先祖様のお陰です。日々ご先祖様へ感謝の心を示しておられるでありましょうが、お彼岸はまた格別です。
何事でも事を為して行くには「道」に依らなければならないことは皆さんは百も承知のはずです。
人生を「平安に」する大きな基となる道は「ご先祖を敬う」という道です。
人生を平安にという「目標」をしっかりと定めましたら、道(規範)に「方法・順序」を大事にすることです。その道、規範が「ご先祖様を敬う」ということであります。
幼少の頃から家庭に於いて一番大切にすべき「核・中心」をご先祖様への「敬いに置く」ことが方法であり、順序でもあるのです。
人生は自分が大事であるということは申すまでもありません。大事だからこそ人生を大事にするための「方法」なのです。
身近な存在を大切に敬うことの出来ない人間に遠い人(社会の人々)を大切に出来るという事はあり得ないのです。
どのような世界を歩んで行くにしても身近な人々を大切にしないということでは周囲からの引き立てもないのです。
身近な人を大切にしていく心を養うには「お陰様」という「心を養うこと」が肝要なのです。お陰様というのは、
「人様の存在のありがたさ」です。
知識や技術を学ぶにはやはり身近な存在の「人」に永遠に学んでいくのです。誰しも謙虚で礼儀ある人に人は親切になるのです。
自分があるのは「先人の存在があったから」という感謝、尊敬の気持ちが大事なのです。教えてもらって当たり前、先輩も後輩もない、平等だなどというお陰様の心がないようでは誰一人として親切に導いてはくれないのです。
幼少の頃に身についた心は離れません、人生を平安な道とするためにも「お陰様の精神を養って」いくべきなのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌