思い通りになると思ったときから・・・

おはようございます。

今朝はお星さまもお月さまも手が届きそうにきれいです。ほのかにキンモクセイの香りが漂い何とも云えない穏やかな気持ちの朝。
三連休の始まりの昨日ホテルを出て東京駅に8時前、駅の朝は大混雑、新幹線も満員、景気も良く平和、いいことです。
お友達のグループ、家族連れ、赤ちゃん連れの若いご夫婦、里帰りかも知れません、熟年夫婦の二人旅様々、幸せな風景を見ているのは楽しいものです。
「にんげん学」講座を終え温かい気持ちになっての帰り、お天道様も祝福しているような秋晴れ。
そんな温かい気持ちで寺に戻りますとご近所のIさんが「水掛辯財天様」と「灯明台」をお掃除して下さっていました。今日第一日曜日は「月例幸福護摩祈願祭」です、前日にご参拝の皆さんのためにお掃除のご奉仕、ありがたいことです。
寺は私が代表でお守りをしておりますが皆さんのお寺、お預かりしていると考えています。そんな気持ちが皆さんに伝わっていく、その証がご奉仕の姿となってきている、とても嬉しいことです。
昨夕からは今日お参りいただく皆さまの昼食のお供養作りに大阪と愛知一宮から一泊でのご奉仕にお出でいただいております。
何事にでも言えます。「預かり物」、「授かり物」、預かった物、授かった物は「大切にしなければなりません」、
何でも思い通りになる、と考えたときから「悩み苦しみが始まる」のです。「自由になると考えたときから苦しむ」のです。
物事は大切に、大事にしたときから「感応道交(かんのうどうきょう)」すると辯財天様は「教えて」下さっています。
どなたでも「愛されている、親しまれていると考えれば親近感が湧き」、それに応えようとするのが「人情・愛情」です。
いつもお話ししますように「物に先後あり、事に終始あり」です。物事には順序があります。「こちらから親しむ」ことが「先」であり、そのことで多くの人と「感応道交」、心の通い合いがあり、お互いの道の完成がなっていく。
支え合い支え合う結果となる、このことは必然でありましょう。日々のお祈りはこのことを忘れないためです。
人は正しいことを習慣化しなければ慢心を引き起こします。幸せになりながら「愛することを忘れ、愛されることばかりを思い」不幸になる人を多く見るのです。それほど慢心は恐ろしいものです。
今日10時からお祈りです、皆さんとご一緒に祈りましょう。
用事でお寺に来られない方は10時に心華寺に向かって手を合わせて下さい。その気持ちだけでご利益はあります、もちろん実際にお参り下さるのが一番であることは言うまでもありません。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌