何で仲良くしますか?

おはようございます。

朝夕は肌寒さが感じます、風邪など引かないようにしましょう。季節の変わり目、着る物が大変だと思わずにご準備下さい。
さて今夜は「にんげん学」一宮講座です。昨日も書きましたが私たちが安心して住む場所は「心に在り」です。
私たちの人生を守ってくれるものは、お金でも、物でもありません、「和の心」です。何か事があって助けてくれるのは「人」であり、「人との和」です。
仕事や人間関係を保つのはよくご存じのように「人との和」です。そこで大切なのは何を以て「和するか」です。
「類は類を以て集まる」のです。「心の通い合いで」集まるのです。
お金によってですか、物でですか、皆さんは何で人と心を通じ合わせようとしておりますか、いかがでしょう。
私は「仁と義」で共にしたいと考えています。人を思う心は普遍的に私たちの心の中に潜在し、存在しています。
その思いやりを何によって達成していくのでしょう。「義」です。これが「和の基本」です。自分の利益ばかりを計るのではなく、自分だけに情けをかけて欲しいと願うのではなく、自分だけが物質に恵まれようとするのではない「義」という「生き方」です。
思いやりが真の思いやりとするための「義の実践」です。
義の実践をするためには「困る前に学ぶ、迷ったときに学ぶ」ことが必要です。そして最初に何か問題に直面したとき、迷ったときに、「どうあるべきかを確かめる」方法、己が行動を確かめる法が「義の教えの学」であります。
名人といわれる音楽家、建築家は何を以て名人といわれるのでしょう。音楽家は「音階」を忠実にするからです。建築家は「物差し」に忠実に従うからです。
人生は何に従うべきでしょう、音楽家は音階、建築家は物差し、明快です。
私たちは先人の「道徳家」の唱えた「道徳律」に忠実に在ることで「和」が保たれるのです。
仕事をして、人生を歩んで何も無いときには皆いい人です、ですが事が一端起きたとき誰が助けてくれるのでしょう、銀行ですか、取引相手ですか、否でしょう。
利害、損得関係で結ばれている世界では真実の助けにはならないのです。人生を歩み出したとき、仕事に踏み出したとき、最初は人様の思いやりにありがたさを感じたことでしょう。
しかしこれは社会の良い意味での表面世界です。真実「ありがたい」と感じ、人様のためにと「どれだけ行動したでしょうか、義を以て接しました」、いかがですか?。
問題を起こせば周囲の人は一人去り、二人去り、世間が去りますと親戚、身内まで去ってしまうのです。
これは何を物語っているのでしょうか?お金や物ではないといっているのです。
「和」を基本として人生を確立しようとすれば、どんな状況になっても「基本に照らし合わせる事を忘れない」のです。人も去ることはないのです。
そうすることで「安心」して暮らすことが出来ていくのです。
物やお金に困れば困るほど「自分に都合の良いように考え基本から逸脱していく」のです。自分のことは見えないのです、だからこそ「定規、基本」で確かめることが必要なのです。今夜もご一緒に学びましょう。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌