人様は鏡

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座、ご参加ありがとうございました。来月もよろしくお願いいたします。今年も早いもので講座もあと二回で終わりますので率先してご参加下さい。
学ぶとは「正す」ということでもあります。人は人に意見されますと、素直になれないのが人でもあります。
しかし「本を読んだり、学んだりして」おりますと、以外と素直に「うんうん、そうだそうだ」という具合に思わず一人肯いてしまうときがあるものです。
このことが大事です、そうだそうだと肯くことが多くなればなるほど、今度は人の「意見を聞き入れるように」なるからです。
ここが大事です、人生は人に意見をされてどれほど素直になれるか、ということです。意見を素直に聞き入れるということは、「同じ意見をされない」という事でもあります。
また正しく人を導くということも出来るようにもなるのです。昨今の指導者を見ますとこれが指導?と首をかしげたくなることがしばしばです。
これは教えられる方も教える方も不幸です。
学ぶ、聞き入れる、このことが将来の自分を大きく豊かにしていくのです。先日の「義」です。思いやりの実践が出来ていくのです。
人は間違いを起こそうなどと思って行動はしません、しかし結果はならないときもある。時に人からのチェック、意見が入ります。時に素直になれるか否かです。
学ぶことで「そうだそうだ」を繰り返すことで、直接の意見を聞き入れることが可能になる、これが「学び、正す」ことです。
人は人との関わりの無い世界はあり得ません、その中で過ごすには「正す」ことを知るべきです。
教えたり、教えられたりです。
また後輩、後進の人に導くことを素直にしておりませんと信頼は得られません。只自分の都合だけの指示では反発をかうだけです。
人の意見を聞き反省や後悔はしても、正す行動が無ければ信頼は損なわれるだけとなるのです。
自分は自分を客観的には見るのは至難の業です、そこで人様を「鏡として」己を見ることが出来るかどうかが大きなポイントでもあります。
素直になることは人様をも素直にし、より大きな信頼となっていくのです。これを単なる理想と考えるか、自分の生き様とするかは自身のポリシーでもあります。
自分の生き様には人様は云々出来ないことを知り、自ら正すことをしなければ豊かな人生とはなり得ないのです。
今日も秋晴れのようです、爽やかに素直な一日を過ごしましょう

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌