共に喜ぶ

おはようございます。

今朝は肌寒さを感じます、これから一日、一日寒くなるのでしょう。
庭の木々の葉も少しずつ色づき、落ち葉も美しく色を添えて風情を醸し出しております。私たちも日々自然に気づかないうちに色々な色を出しているのでしょう。
今日はお勤めを終えてから熊本へ行きます、友人の会社が創立30周年を迎えた記念に招かれたためです。
余慶(よけい)に預かる、先人や友人、知人の恩恵にあずかることを「余慶」といいます。私はこの「余慶に預かることを大切にしております」。
「共に喜び、共に悲しむ」、ということは大切な「人情」だからです、基本でもあると考えます。
「隣に倉が建てば、私は腹が立つ」という語がありますが、人は人の喜びを正直に喜べないのも事実です。
これまで私は色々な人と出会って来た経験から、事を成し遂げていく人の共通点の一つにこの「余慶」があることが上げられます。「人の喜びを喜ぶ」ということです。
人は無限の可能性を持って生まれてきます、その可能性を開花させるための必要な「心」が「共に喜ぶ」という心です。
考えてみれば直ぐ分かりますように私たちは先人から多くのものを与えられたのです。学ぶこと、仕事、技術等々全て長い歴史から学んだのです。
「歴史から学ぶ」ことは常にいわれていることです。「恩恵を受けている」という認識が大事なのです。この認識から現在自分を取り巻く環境や、状況の中で学ぶ、そして身近な人が何か事を成したことを「喜ぶ」ことで「多くの気づき、発想への刺激」となっていくのです。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌