忘れるようになっている

おはようございます。

昨日は朝からの雨、一日中降っておりました。冷たい雨の中病院へ、変な話、病院が混雑していることが救いです、病院が静かだったら救われない、ことさら人の温かさを感じます。
一雨ずつ冷たくなってきます、あれほど暑かった夏も過ぎてみれば遠いことのようです。
春夏秋冬、人生にも春秋があり、どの季節にも試練はあります。あるからこそ試練を超えたときは爽やかな気持ちとなれます。
今朝は雨も上がり肌寒さを感じます、私たちは「心の思いで(情)」日々を送っておりますが、心はどうしても現実に引かれます。
寝る前には明日こそはと固い思いをしても現実と対面すると忘れてしまう、
忘れてしまうということは、「忘れるようになっている」と考えております。
では忘れていいのか、といえば、そうではなく、変な話ですが「忘れて忘れない」ことが大事だと思っているのです。
遠くに物を投げるとき何度も何度も反動をつけることで遠くに投げられるのと同じように、現実に心が引かれても引かれても「忘れない」、そうすることで必ず達成できるのだと考え目の前のことを懸命にやるのです。
又事がならないのは「機が熟していないのだ」、未熟なのだとの思いもしており、めげずに修練をすることにしております。
人との関わりの中で、一直線で何事もなく事が成るというのも味気のないことでもあり、人間味も出ないでしょう。
様々な試練に出会ってこそ味わいのある人生が醸し出されるのでは、と思っています。人生の春秋、味わいましょう。
いろんな人に味わってもらうためにも試練が味を深めてくれるのだと世間を潔く信じているのです。信じていない人は人からも信じられないとの思いからです。
肌寒さを感じる朝、ふとそんな思いをしました。風邪など引かないよう明るく週末をお過ごし下さい。
私は毎日月曜日です。

世界平和をお祈り致しましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌