下の人の意見を聞く

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座、ご出席ありがとうございました。来月も26日です、寒くなっていると思われます、元気に来月もお会いいたしましょう。
さて今日から一泊二日で「にんげん学小倉講座・有志」の修学旅行、長崎県九十九島・平戸方面に行きます。異国情緒のある島、楽しんできます。
毎年この時期に行くのですが、先日の京都・大阪有志の宮崎の旅行同様、課外授業はいいものです、楽しんで参ります。今回も多くのことを皆さんから学ぶことが出来ることを楽しみにして。
人の意見を聞くということは意外に難しいことです。年齢や、会社での上下、夫婦、親子といった関係の中、どうしても上に立つ者として素直に下の人の意見を聞き入れることができないのです。
会社が駄目になる、部や課の成績が上がらないということの原因の一つにもなります。考え方や知識は間違っていないのに、それを人間関係に生かせないというのではよろしくないでしょう。
いずれにしても知は情とバランスをとることが大事です。
「知に働けば角が立ち、情に棹させば流される」が道理で、思いやりは大事ですがバランスを保つ心はいずれにしても大事です。
ではナゼバランスを壊してしまうかといいますと、それは「自分の利に厚くなる」からです。
利は「自分、部下、お客の三方」が分け合ってこそ「利」であって、自分に利が厚ければ壊れて当たり前なのです。三つの中の一つの利が多ければバランスが壊れるのです。
マスコミを賑わし社員やお客様に迷惑をかける事件は皆このバランスが崩れた結果なのです。
日頃の人様との接し方、特に下の人たちの意見を聞くことが如何に大切かとも云えます。

世界平和をお祈りいたしましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。         合掌