重さは半減し、喜びは倍増する。

おはようございます。

今日は「心華大祭・採燈大護摩法要」、心華寺全体の感謝祭です。幼稚園、保育園、空手教室、ヨーガ教室、書道教室、バレイ教室、絵画教室、それぞれが一年の感謝を祈り、皆さんと共に楽しむ、二千人を超える祭りです。
小さな子供たちからお年寄りまで護摩の炎に手を合わす姿は仏様そのものです。みんなが仏になる日、楽しい平和な一日となるでしょう。
今朝は満月が輝きお天気になるよ、昼は私に変わってお天道様が皆を照らすよ、とお月様がささやいてくれているようです。
模擬店も沢山出ます、それぞれのグループが腕をふるう、美味しい物が沢山です、是非お早めに、売り切れごめんです。
祈りは本当に素晴らしいものです、自分の心を穏やかにし、周囲を安心させ、積極的な人生をもたらします。
不安がない、これほど素晴らしい人生の在り方はありません。何故不安が無くなるかといいますと、歩むことに迷いがないからです。
慈悲心(人様へのお手伝い)で事を行えば「幸せになる」ことを確信しているからです。
自分の手柄、成績ではなく、人様へ「譲る」慈悲の心だからです。「人の喜びを我が喜びとする」のが慈悲心だからです。
会社で指示されて動くのではなく、積極的に「我が事として行動する」のです。
人生、雨の日も晴れの日も、上り坂も下り坂も、春も冬もあります。どんな時でも「迷いがない」、そのような気持ちになれるのは何故でしょう、
苦しんだからです、苦しんでたどり着いたのが「祈りだったからです」。だからこそ他の苦しみが分かるのです。だからこそ「お手伝いが出来る」のです。「分かち合うことを積極的に行う」のです。
荷物を二人で持てば「重さは半減し、喜びは倍増する」のです。それが祈り慈悲心の実践なのです。
祈り慈悲の心が傘ともなり、杖ともなる。寒い日は優しい気持ちが暖ともなり、穏やかな小春日和の心となるのです。
今日の社会混乱は祈りの欠落、慈悲心の欠如です。お互いがお互いを祈り合う社会を作っていきましょう。
不平、不満、文句を言っても世の中は良くはなりません、不況もおなじです、それよりも自らが積極的に祈り慈悲心を以て歩むことでこの混乱を無くすのです。
あなたが積極的にならずに誰がこの世を明るく素晴らしい社会とするのでしょうか、人様ではありません、あなた自身であるのです。
心華寺での法要が終わり次第、下関に行きます。明日24日は愛宕寺の「月例幸福護摩祈願祭」午前10時からです。明日は愛宕寺でのお祈りです、お待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。        合掌