天を仰いで

おはようございます。

青く澄んだ冬空を見上げますと空気が冷たいせいか気持ちがシャキッとし背筋を伸ばし思わずありがたさがこみ上げます。
冷たく厳しいくらいがほどの良い緊張感となりいいのかもしれません。苦しいことや厳しいことは嫌なことですが、それは避けようもなく、避けられないのも人生です。
ではどう行動するかということですが、真っ正面から受け止め乗り越えるしか方法はなく、自分を信じ、法を信じ行動から学び修正することです。
「方」は「正す」と読みます。法は間違いがありません、ただ法を使う自分に過ちが生じる結果様々な苦難に遭遇するのです。また想定外の現実も生じるのが人生でもあります。
また試練がなければ鍛えられない、強くならないのも事実で、試練があるからこそ「法を学び」、「やる気も出る」わけです。学びを疑わないということが大事です。
自分の「気」を何によって「保つか、持つか」が「気持ち」です。
やる気を失うのは何故でしょう、それは慢心からです。
「自分は正しい、過ちを犯さない」という慢心。自分を信じるという気持ちはどのようなことをいうのでしょうか、
「目標に向かう気持ちを失わない・法を信じる」ということです。自然にも四季があるように、人生にも四季があります。穏やかなときばかりではないということです。
人は厳しいから人生に迷うのではなく、安定した暮らしからも迷いが生じることを忘れてはなりません。
いずれにしても「方・ただす」事がなければ過ちを生じ、厳しい立場に遭遇するのです。だからこそある意味では問題に直面することには感謝しなければならないのです。
困ればこそ学び、厳しい状況に直面するからこそ新たな展開を生むからです。
安定した中からは欲望の芽が生まれ、破滅の道を歩み始めることを「法に照らし、ただす」こと学ぶことをすべきでしょう。
今夜は「にんげん学」一宮講座、本年最終の講座、東海地区の皆さん会場でお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。       合掌