お礼参り

おはようございます。

今朝は誠澄が満行のお礼参りで懺悔連行を行っております。八幡浜から修業に来ている青年ももうすぐ帰りますので一緒にお礼参りをしております。
感謝と懺悔、大事です。
日参り、月参りが大事なのはここにあります。自分が納得するものを得られずともお礼をする、この気持ちがなければご利益は得られません。
脚下照顧、足下はよく見えないのが道理、少し離れられますと状況はよく見えるようになるのです、「謙虚」な姿勢。
感謝、お礼の気持ちが強ければ強いほどご利益は必定のものとなります。感謝とお礼の気持ちがありませんと、欲が前に前に出ますから物事が見えなくなり、一層迷いにはまりこみ、深みにはまることとなるのです。
信じるという行動は何も難しいことではありません。自分を信じることだからです、信じるということは能動的、主体性の世界。
何事も上手く行かない人の特徴は、「あの人が言ったから信じた、教えられたから信じた」と考える人です。そしてまだ得られない、まだ得られないの気持ちで続かない。
行動は主体性、自分が自分で行動したものなのです。
お勤めの読経の後に「ありがとうございました」を唱えるのも、感謝とお礼の気持ちなのです。
謙虚に感謝する能動的な行動で日参り、月参りを続ければ続けるほど思った以上のご利益、功徳がもたらされるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。ありがとう・心に華を咲かそう。        合掌