ついでは駄目

おはようございます。

新幹線の中から外を眺めておりますと春のような陽気を感じた昨日、京都へ着き病院に寄り薬をもらって昨日は帰りました。
JR東福寺駅から病院まで10分ほど歩くのですが、汗ばんでコートを脱ぎ院内では汗を拭く始末、暖かく穏やかな小春日和。
病院でふと考え事、「ついではよくない」という思いが頭をよぎったのです。ついでに何々、ついでにあそこへ等々です。
繁栄している会社、トップセールスマンといわれる人はこの「ついで」という考え方をしません。
仕事が余り上手くいってない会社やセールスの方はこの「ついで」をよくしているように見受けます。
営業の一日の計画、スケジュールを立てるとき一社(一軒)だけの訪問ということは先ずあり得ません。何社(軒)か回るはずです、成功する人と、成功しない人の意識がやはり違うようです。
何社回っても、「この会社に」という意識を持って回るのか、それとも「ついでだからあそこも」といって回るのかでは天地の違いが出るのです。
意識というのはやはり「外面化」されるもので、迫力が違ってきます。「あなたのために」という意識と、ついでにという意識では全然違うものです。目つきも表情も会話の言葉も違ってきます。
この意識は常平生の意識でもあります。何事の仕事でも「これをやる」という強い意識でやるのと、だらだらと意識もせずにやるのとでは完成の具合にも違いが出てきます。いわゆる「メリハリ」です。
朝の出だしも意識によって違ってきます、身だしなみ一つ、予定の立て方一つ、一日のイメージも、起き抜けに出社などはしないのです。
次はこれ、その次はここ、といった具合に敏速に事を進めて行く姿には「リズム感があり」見ている方は好感度を以て受け入れるのです。
「ついでに」などと考えて上手くいくはずのないことを是非知って下さい、もしあなたがお客様に「ついでがありましたので」などと言われたらどんな気持ちがしますか、良い気持ちはしないはずです、「私はついでかよ、その程度か」と思うに違いありません。
何社回っても「あなたに、あなたの会社を」という強い意識、気持ちで事を進めることが大事です。
ついでがなければ何もしないようでは今年一年何の展開もないでしょう。自分の意識を大切に、その大切にする気持ちが「人を大切にする」のです。いくら欲で繁栄を繁盛をと願ってもあなたの意識が「ついで」では人の心は動くべくもないのです。
今夜は「にんげん学」一宮講座です、しっかりと一年の学びの基本を確立することを始めましょう。そう「ついででは」進化は望めません、会場でお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。
Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。    合掌