人の心は素晴らしい、そして温かい

おはようございます。

ゆっくり目覚めました、今の時間は雪は降っていませんが7時頃はちらついていて故郷はやはり雪国だなぁ〜という思いを再びしています。
山形新幹線に乗り福島から山形県境に入ると景色が一変、車窓からは一面雪景色、米沢に入る若き上杉鷹山はこの寒さを感じ藩再生に身震いし峠を越えたのではないかと、思いも寄らない空想を描きながら雪景色を眺めていました。
山形は雪はあるもののさほどの積雪はなく寒さも思ったほどではありません、やはり生家はいいものです、言葉では表現できない何者かに抱かれているような気持。
子供の頃に感じることが出来なかった思いで手を合わせている自分がいます。
親は言いたいことが沢山あったであろうに何も言わずに許してくれたと帰ってくる度に思うことです。両親の墓の前で詫び尽くすことの出来ない思いです。
夜には小学校の同級生と楽しく懇親会、いやはや自分の記憶力の無さにあきれております。子供時代の自分の顔さえ判らないのですから困り果てたもの。
しかしただただ理屈抜きで懐かしい、こんな気持ちが自分の中にあったのかと不思議な気持ち。18才で故郷を離れて昨日のように小学校の同級生と般若湯を酌み交わすことが出来るとは思いも寄りませんでした。
旅立つときは悲壮感はなかったものの決意はありました。二度度帰らない、という決意です。
こうして故郷へ帰ってこられるようになったのは、社会の中で少しはがんばれる自分、その気持ちを作ってくれた両親のお陰だと、ただただこれだけを感じます。
昨年小学校の同級生に講演を依頼され、講演後数名の同級生と食事を共にし、一月に私が帰郷するからと話をしたところ、気持ちよく再会を約してくれました。約束をしてくれたこと、そしてわざわざ果たしてくれたことにとても感動しています。
日頃お付き合いもしていないにもかかわらず、何十年も会うこともなかったにもかかわらず、懐かしいというだけで約束をしてくれて会ってくださった。
人とは何と素晴らしいのでしょう。故郷に帰り、生命を授かった場所に帰り雪のちらつく寒い中で「人の心の温かさを」再びしました。
昨夜は般若湯を大いによばれたのですが興奮していたのでしょう、浅い眠りにもかかわらず今朝の目覚めは今日の山形の天気のように快晴です。
人の心は素晴らしい、そして温かい。

世界平和をお祈りいたしましょう。
Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。   合掌